第3話初の戦いオーク戦

文字数 2,369文字

「お前らだよ、そこのガキども」森オークが言う
「どうしました?」と答えるこうた、けど、少し警戒して、戦闘体制に入っている
けい、は知らない人なので、少し隠れるようにしている
ふくずんは武器を下ろしているように見えるが、警戒している
そして、オーズ、バレないように、ふくずん、けいに「戦闘体制に入って置いて」っとヒソヒソ話している
こいつ、こえー
「どうしたも、こうしたも、ねえよ、お前ら俺を誰だと思っている」
「すいません、ここら辺に最近来たばかりなので、よく知らないのです」こうたが丁寧に答える
そうだな
「なら教えてやろう、俺はこの森のここら辺をナワバリにしている、オークだ」
自己紹介どうも
「この俺様のナワバリに入ったからには、荷物を全部置いていくかすぐに道を引き返すかだ」
なんでニヤニヤしてるんだろ
「そうなんですか、すいません、ナワバリと知らなくて」とこうた
(…!)
オーズが何か思いついたみたいだな
「言い訳などいい、早く決めろ!」とオークが怒鳴る
イライラしてるなー
「どうする?」こうたがヒソヒソと聞く
「オークさん、他にありますか?」オーズが聞く
「ほかー?んなもん ! 一つだけあるぜ、俺を降参させればいいぜ、負けたら殺すからな、挑戦して死んでく奴を何人も見てきたぜ」
話し方イキリっぽいな
流石にここで戦って怪我するわけには…
「やめとこう」ヒソヒソ こうたが言う
「もし戦うなら自分が試す、ダメだったら逃げろ」ヒソヒソ オーズが言う
すぐに身を捨てるな
「早くきめろ!」またオークが怒鳴る
「道を引き返します」こうたが言いながら振り返る
「そうか」
「では」と言いこうたが歩き出す
スタスタ
オーズはチラチラ後ろを見ている警戒してるな「じゃーな、ビビリの弱虫ども」後ろからオークの声がする
イラ
「どうしたびびって声も出せないか?」またオークが喋る
イライラ
めっちゃ煽るやん、みんなイライラしてるな
「うるさい」ボソ オーズが言う
「?!」近くにいて聞こえていた、こうたとふくずんがびっくりする
「まだ我慢しろ」ヒソヒソ とこうたが小さい声で言う
やばいキレそうだな
「あー? なんて言った?」とオークが聞く
これだけ聞くと、耳の遠い人だな
「…うるさい」
「ふざけてんのか、ゴミ野r!」
シュンっとオーズがナイフを投げた
グサっとオークの近くの木に刺さる
「すまない、うるさいから、つい武器を投げてしまった、取ってくれないか?」オーズが丁寧に言うけど、キレる直前だ
「ふざけやがって、返してやるよ、くらえ!」
ブン
森のオークがオーズのナイフを投げる
パッ
「なっなぜ消えた?!」
ナイフがオーズの前で消えた
「もう一回やってみなよ」
ゴソゴソ スッ
と言いながら、ポケットからナイフを出す
もう一回やらせるの?
「ほい」ヒュン
グサ
森のオークの足元に刺さった
「ピンチになったら頼んだ」オーズが言う
「あっおう」と、こうた
「それとケイこっち来てくれない?」
なんでけいを呼んだんだ?
「えっ?わかった」とケイが言う
スタスタ
「森のオークさん、ナイフ投げて」
「俺に指図してんじゃねえぞ!」
ブン
っとキレながらナイフを投げる
パッ
っとまたナイフが消える
「ちっまたか!」
「ケイ、自分の後ろに下がってて」ヒソヒソ
「わかった」ヒソヒソ
スタスタ
っと後ろに下がる
「あーあ、武器無くなっちゃったなー、森のオークさんが下手なせいで」オーズが煽る
煽んな
「なんだと!このオレを馬鹿にしたな!」
ダッタッタ
っと走ってくる
スッ
オーズが手をよこに出す
手を出すなって言う意味だ
「わかった」ヒソ
「潰れろ!」
ブン
剣を振り下ろす
カン
っと大きな音がなる
オーズがナイフを持って防いだ
「まだ隠し持っていたか! ナイフごと切ってやるよ!」
グググ
シュン
っとナイフが飛んでいく
グサ
「うっ! どこから飛んできやがった?!」
「隙あり」
ザシュザシュ
っと2回切りつけて
ダッ
っと距離をとる
「こういうことだよ」
ヒュン
ズラララ
っとオーズがナイフを周りに出す
「そういうことか、お前はナイフで戦うのか、だが何ができる?」
「どういうことかなー?」とオーズ
「オレのほうがリーチが長いから、お前の攻撃に当たらずに攻撃することができるんだよ」
「へー」
チラ
「ケイ、いくよ」ヒソヒソ オーズが言う
「りょうかい」
「何よそみしているんだバカめ!」
ダッタッタと森オークが走ってくる
シュンっとオーズがナイフを投げる
森のオークが剣を構えキンっと弾く
すぐにシュンシュンと2本ナイフをオーズが投げる
オークがキンっと一本弾くがもう一個が脇腹に刺さる
「ケイ!」オーズがケイの方を見る
ガチャっとケイが銃を構える「ああ」
バンバンバンっと3発撃つ
3発全てが森のオーク体に当たって
「うゔっ」とうなった
森のオークが倒れる
「ナイス」とオーズが褒める
ナイス
「倒せたの?」ケイが聞く
チラ
オーズが森のオークの方を見る
(…!まだ生きてるっぽいな)
ブンブン
と少し首を振る
「わかった」ケイが小さく言う
「オークさん、自分は倒したいわけじゃないんだ、通らせてくれるならそれでいいんだ」
「…ああ、そうか通れ」
「ありがとう」
スタスタとみんなが歩く
グッ
(!)
オーズは警戒をしているため、一番後ろに行った
「じゃあな」オークが言う
クルッとオーズが前を向いた瞬間
「お前がな!」オークが飛びかかる
ザシュ、グサ、、
オークにナイフと斧が刺さり、矢と銃弾が撃ち込まれた
「うぐっ!…」ガク
オークが倒れた
「ふう危なかったな」
こうたが言う
「それにしても、なんでわかったんだ?」
けいがオーズに聞く
「何が?」
「いや、なんで襲ってくるか」
「ああ、殺気というか、剣を少し握ろうとしてたから」
「よく言うの間に合ったよな」
こうたが言う
「お前らが自分の前を偶然通ってくれたからな」
「そうだな、そろそろ行くか」
とこうた
「了解」オーズとけいが言う
「わかった」ふくずんが言う
スタスタ

「…おい見ろ町だ!」
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