地図の種類(メルカトル図法)
文字数 833文字
まず、一番知られているのが「メルカトル図法」という図法。
孝平君、教科書に世界地図があったよね?その世界地図が、実はメルカトル図法でかかれているんだよ。
メルカトル図法は、地図の緯線と経線、つまり縦と横の線が直角に交わっているのが特徴だよ。
でも、赤道、つまり真ん中の経線から離れれば離れるほど、面積が大きくなってしまうんだ。グリーンランドの大きさを、地球儀と地図とで比べてみて。
正解!赤道から離れている陸地の面積は、地球儀の方が正しいよ!
この地図は、主に航海図として使われてきたんだ。ワン〇ースでナミが書いていたものだね。
緯線と経線が直角だから、方位が分かり易くて便利なんだよ。
その時、ガラララッと、乱暴にドアが開けられた。
そうして滝川先生は、瀬良先生に怒られながら職員室へ戻っていった。