電池が切れるまで遊んだ『どうぶつの森』

　今やスマートフォンまで進出した、あの名作の原点となったソフトは、つい最近まで遊んでいました。
　ネット上に残された情報を基に攻略した結果、お魚のコンプリートは叶っていませんが（タナゴが釣れなかった）、虫はコンプリート。魚釣りに関しては殆ど運ゲーですし、オニヤンマとオオクワガタも殆ど運の様な物でしたけれど……シーラカンスを釣り上げられたし、蜂の巣の確保にも成功したので回収に思い残す事はありません。
　もちろん、雪だるまやハロウィンかぼちゃのイベントはコンプリート出来て居ませんし（特に雪だるまの雪玉は運ゲーで心折れました）、グレースのお洋服も貰えませんでしたけどね……。
　しかし、アナログ故の裏ワザを駆使して、タヌキ地のデパートを見る事には成功しましたし、どうやっても手に入らなかったラブリーのクローゼットが最後の最後に手に入って、私の夢は叶いました。
　そんなクローゼットが手に入ったのは、リアルで十五年以上の時間が過ぎてから……その間には、アナログ中セットには色々ありました。電池が切れたか、はたまた接触不良だったのか、コントローラーパックのデータが吹っ飛んだり、カセットの電池が切れたらしく、時間が進まなくなった挙句、セーブした時間を覚えておかないと木が育たなくなったり……。

　出来ればゲームキューブ版も遊んでみたかったなぁと思いつつ（二階建のお家が見てみたかった）も、この十五年オーバーでやっと手に入ったクローゼットを思えば、もう二度とプレイしたくないとも思えるし、なんとも複雑な気分になりますね……。
　そして、こう、ただ無意味に楽しむだけの世界観が好きだったので、ＤＳ以降の作品にはあまり関心がないのですが……もしも６４よりも楽にアイテムが揃うのであれば、携帯機版は中古でも探してみようかと思わなくは無かったりもするので、やっぱり楽しいんですよね、どうぶつの森。
　それにしても、二十年過ぎてもまだ動く６４が一番凄いですよ。（使用頻度が低かったのでコントローラーもまだ使えます）