第4話

文字数 181文字



しんるは迷いました。

知恵の実は、神さまのところに持っていくと約束しました。

約束をやぶるのは悪いことのような気がしました。

「迷うことはないよ。神さまが食べたいなら、自分でとりにきたらいいんだ。神さまは、なまけものなんだよ」

ヘビに言われると、そんな気もします。
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登場人物紹介

しんる


天使になりたいという野望をもつ空の国の小鳥。天使にしてもらうために神様に直談判!

キメトラ


しんるのせいで事件にまきこまれていく魔法を使う猫。魔法の森のなかの一軒家にひとりぐらし。

ちゃーる(兄)と、ちゃるー(妹)


可愛い森のおさる。世界最小のピグミーマーモセットくらいの大きさ。

神様


空の国の神様。

なぜか、しんるに甘い。

白ヘビさん


知恵の実の木に住みついた白ヘビ。

いろんな生き物に知恵の実を食べるようにすすめるのが趣味。イブもこれにやられた。

もしかしたら神様の化身かもしれないというウワサがチラホラ。

通りすがりの王子さま


本名はタクミ。

さらわれたユーベル姫を探している。

ユーベル姫


ほんとはけっこう強いのに、王子様が助けにきてくれないかなぁと思って待っている。

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