＜あらすじ＞
　今は昔、都の大路を行く一人の浪人がいた。降りはじめる雨、そして多くの人々が行き交い喧騒の絶えない大路に辟易した浪人は、大路を外れ、独り閑寂とした小路へと入る。雨宿りのため、浪人はそこで見つけた廃寺に足を踏み入れるのだった……。

＜一言＞
　今は昔の物語です。（ショートショートですので、お気軽に数分でお読み頂けます）
素人が趣味で書いているものですので、段落や句読点など小説の書き方のルールや慣習に沿っていないところもあります。ご了承下さい。
　なお、本文中には古文が混じっていますが、こちらもあくまで趣味で書いているものですので、間違っている部分も多々あるかと思われます。ご容赦下さい。