沼のほとりの物語 壱 一郎太、風の神に出会う。
とある都市近郊の市街地。その中心から少し外れた住宅街の中には、離れ小島のようにぽつんとのこされている、緑深き公園と、沼がある。
人もまばらな古代からずっと存在している(と、言い伝えられている)その沼には、今でも、さまざまな古きモノたちが集うのだという……。
そんな土地に住む『祓い屋』一郎太とその師匠・ゆずこ、そして古き沼の住人たちが織り成す、悲喜こもごもの物語。
このお話は、古代メキシコ・アステカの風の神と、なぜか遠く離れた日本の沼のほとりに鎮座するその神像にまつわる物語。
※一話完結の連作短編です。語り手は各話によって違い、一定ではありません。
目次
完結 全1話
2023年07月29日 13:19 更新
登場人物
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