【短編】いいなり
【今日の昼は「すしだ!」朝からすしを食べると決めていた男のはなし】
口人格ってのがある。今日はカレーの口、ラーメンの口、ピザの口のように。何を食べたいかなんてのは、頭よりも「口」が決めてるんじゃないかってくらいに、理性が働かない。そんな今日のお昼の口は「すしの口」。寿司ではなく、鮨を食いに朝から準備して出かけた男。いつも前を通りかかるだけの、気になる鮨屋「とめ鮨」。意を決しての初「鮨屋」。寿司ではなく鮨。そこで出てきた驚きの「すし」とは?
いつも、誰かに何かを決められている、自分の意志なんてないんじゃないか、お昼ごはん何食べたい?なんてのも自分の意志すらないんじゃないかと、そんな「自分の意志」の危うさについて、考えた時に着想した短編です。
読んだあなたは、何の「口」になるでしょーか。
目次
完結 全1話
2024年04月16日 10:00 更新
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小説情報
【短編】いいなり
- 執筆状況
- 完結
- エピソード
- 1話
- 種類
- 一般小説
- ジャンル
- 現代ドラマ・社会派
- タグ
- 短編小説, 寿司, ドラマ, 食べ物, メシ, 落語, ほっこり, おもしろい, 笑い, 人生
- 総文字数
- 4,602文字
- 公開日
- 2024年04月16日 09:58
- 最終更新日
- 2024年04月16日 10:00
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