ヨイショの男、惟光くん物語

作者 白浜台与

[歴史]

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今、源氏物語ブームなので物語中、唯一本名が出ているキャラで源氏のパシリ、藤原惟光くんの理不尽とパワハラに満ちたブラック企業平安王朝で成り上がっていく、惟光視点源氏物語。

登場人物

「あの時代劇シリーズ」で源氏物語ブームだから投稿しちゃえ!とゆー作者のチャラい気持ちでこの板に召喚された僕、藤原惟光視点の源氏物語はじまりはじまり〜!

源氏物語の人気キャラ、夕顔です。

(この際自分で言っちゃいます)

生活費を稼ぐためにガチセレブの光る君に手紙を送って逆ナンしました。

惟光の経歴

17才

主が夕顔を攻略するために和歌の代筆&女房に枕営業。


主のスキャンダルを揉み消すため夕顔の遺体の隠蔽工作。

光源氏秘書(パシリ)の新入り、源良清です。惟光せんぱいは優しかったけれども、時々回る悪魔のような知恵と不敵に光る眼が怖かったです。

惟光の経歴

18才


兵部卿の宮の娘、紫の君(10才)誘拐を命令される。

僕の心配の斜め上を行く令和ではまさしくアウトな光る君の行動。

あああ、誘拐に加担させられてしまってまた経歴が黒くなる…

はーい!私、光源氏のもう一人の乳兄妹でキャリア宮女、太輔の命婦が語る光源氏の焦ってやっちまったストーリー。

惟光、詳細知らないからね〜

「末摘花の顔立ちって現代では美人じゃね?」というコメントを頂いた事があります。背が高く頭の形が良い鷲鼻美人はさしずめ松雪泰子か栗山千秋か。900年後、時代が末摘花に追いついた。


光源氏、人生最大のスキャンダルの始まり。朧月夜さんとの出来事で…


あ、こいつダメだな。


って我が主に対して思っちゃいましたね。

源氏の正妻葵の上です。

「妊娠中だけ」優しくした位で夫婦間の溝は埋まりませんわよ。


紫の君とのご結婚はおめでたいんですが…合意を得るのはやっぱり大事。

がんばれ〜、がんばれ〜負けーるなぁ…♪

の哀切漂う伝説のコント、小須田部長シリーズ風に締めくくるエピソード。


知ってる読者さんいますか?

実は、明石入道から源氏への手紙を握りつぶしていた良清。


娘さんをお嫁にくれなかった上そこら辺の源氏と馬鹿にされた恨みは根深い。





明石の入道です。実は光源氏の母、桐壷更衣のいとこです。政界に嫌気が差して出家した理由は…お察し下さい。


娘の婚活に必死な坊さんとお笑い下さい。


な、何ですか?出世の見込みのない中流貴族のサクセスストーリーのつもりがゲスい公設秘書がゲスい政治家になっちまったよ。な醒めた目線は…

こーれーみーつー。全部読んだけど君って僕のことそんなふうに思ってたんだね。

ひゃあっ、源氏の大臣!板上での無礼非礼は平にお許しを…

いっやあ〜でも君の娘さんが僕の息子のお嫁さんになるなんて思ってもみなかったし、君の孫娘が僕の孫の匂の宮(宇治十帖)と結婚しちゃったから君の思い通りになったね〜。ウケる〜。


ま、お互いだめんずよのう。

まさにそうですねっ!はっはっはっはっはっ!で大団円♪

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小説情報

ヨイショの男、惟光くん物語

白浜台与  iyotan1923

執筆状況
完結
エピソード
15話
種類
一般小説
ジャンル
歴史
タグ
平安時代, 源氏物語, 貴族社会, 光源氏, 紫式部, 社畜, ブラック企業, ラブコメ, 成り上がり
総文字数
36,509文字
公開日
2024年01月11日 15:50
最終更新日
2024年02月21日 13:32
ファンレター数
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