月のハープ

作者 LLX

[ファンタジー]

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月のハープが音を奏でるとき、少年ファルーンはハープの精霊と入れ替わる。
ほんのりラブファンタジー。
「闇に輝く月を持つ者、大いなる力を持って世を制す。
我が名を捕らえ、我が名を唱えよ。
されば御身に月を授けん」

そう言い伝えの残る美しい月のハープは、誰が引いても音を出さず、王家の壁飾りになっていました。
隣国への輿入れが近づいた王女サラは、父王にハープの音色が聞きたいとねだります。
そこで近くの村から、ハープの腕だけは確かな、ぽや〜〜んとした少年ファルーンが呼び寄せられました。
音が鳴ったら褒美をやるという王様の前で、ファルーンは音を奏でたものの、しかし奏でるうちにファルーンの様子がどんどん変わっていきます。
そしてファルーンは、褒美に王女をもらうとその場から連れ去ってしまいました。

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小説情報

月のハープ

LLX  LLX-00000

執筆状況
完結
エピソード
11話
種類
一般小説
ジャンル
ファンタジー
タグ
西洋, 中世, 魔法, ラブファンタジー, 剣と魔法, 美少年, ハッピーエンド
総文字数
26,642文字
公開日
2022年10月05日 13:46
最終更新日
2022年10月16日 20:37
ファンレター数
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