お節介なAI

作者 白浜台与

お偉いさん方までが平気で多用するカタカナ言葉の世の中、「いちいちカタカナ言葉を日本語変換してくれる」
ありがたいAIが開発された。

ひとまろデス、ドーゾよろしく。

ゆるーいSF短編集です。

登場人物

芹澤儀右衛門
K大学医学部教授で天才脳外科医。日本語の語彙の崩壊を憂い、AIひとまろを開発。

ひとまろ

古代シュメール語から津軽弁まであらゆる言語を蓄積し、いちいち丁寧な日本語に変換するコミュニケーションAI。
但し、今のところ忖度と斟酌に満ちた現代の人間関係を破壊しまくるトラブルメーカー。

ボディはTPOと教授の気まぐれによってデザインチェンジする。

シクロン
FFシリーズのトン◯リみたいな愛くるしい容姿だが、星を売りさばく闇のブローカー

イスカリテ
アルレア星女王、別名「惑星(ほし)転がしの宇宙の女王」

勝沼悟
農学者で生物学者。ヤバい現場に足を突っ込むとドーパミン値が上がるどうしようもない性格。その正体は…

ハンさんコウくん親子
伝説のカンフーマスターとその息子。作者の遊びで「反抗」のハンとコウから命名。

ヒュパティア
古代ローマ帝国のアレキサンドリア図書館長。数学、哲学、天文学、物理学を究めたキャリア女子の目標。

おのっちモーちゃんエンたん。
「突き落とし三人組」とある界隈では呼ばれる。
職業、公務員。としかここでは紹介できない。
「ズ◯コケ三人組」を思い出したあなたは40代。


登場人物

どうも、AIひとまろ開発者の芹澤教授です。鬱陶しいカタカナ語をいちいち日本語に翻訳するロボット開発した事で起こる騒動のお話です。

教授の助手で自称天才プロファイラーの精神科医、小巻です。やたらカタカナ語を濫用する政治家ってのは基本、有権者を下に見ている人がほとんどですからー。

同じく教授の助手で内科医の津背このみでぇす。内分泌ホルモンの測定による「感情の見える化」の開発担当です。

妾はイスカリテ。アルレア星の女王なり。

「伝説の父ちゃん」の父ちゃんのモデルはが少林サッカー」で有名なチャウ•シンチー監督。

天才女性学者の遠大な復讐。

「Hey,kelly!」なことを現実世界のネット長者がそのうちやらかしそうです。

モーちゃんこと閻魔庁事務次官孟子でぇす。皆さんも生前の行いには気を付けましょう。

「Hebana!」は作者さんが4年前に書いた「ほとんどワヤになったあの大会」が絡む短編。

社会が妙に管理化されるって、不穏の前兆ですよね。

「わが心のアーネスト」子供を虐待から守るアンドロイドがいれば。と思って書いたお話。

「芹澤教授、最後の言葉」私が人類に送る最後の言葉、前編です。

衝動に負け続けた人間の言葉の暴力ほど危険なものは無い。と思っております。と自戒しながら完結。

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小説情報

お節介なAI

白浜台与  iyotan1923

執筆状況
完結
エピソード
13話
種類
一般小説
ジャンル
SF
タグ
AI, 近未来, SNS, アンドロイド, 異星人, 言葉
総文字数
33,463文字
公開日
2023年10月24日 11:35
最終更新日
2023年11月13日 16:23
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