中上健次の魅力~第二エッセイ集『夢の力』
中上健次『夢の力』というエッセイ集の中の〝Ⅳ〟章に於ける各コンテンツに詰め込まれた世界に、どれほど刺激を受けたことだろう・・・。
演劇という世界に魅了され、何者かと対決していたような日々の中で、中上健次作品を読むことは強烈だった。常にワンツーパンチで圧倒されながらも、ヒリヒリしながら、傷口に薬を、いや麻薬を塗り込むような思いでページを繰った。
『鳥のように獣のように』や『熊野集』といった作品に於いても、その輝きは、今尚鮮やかである。
『枯木灘』『鳳仙花』『地の果て 至上の時』『奇蹟』へと育まれて行く豊饒な小説世界は、読むたびにドキドキヒリヒリして、狂おしくなる。
それは一体なぜなのだろうか・・・!?
目次
完結 全1話
2021年10月31日 06:39 更新
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小説情報
中上健次の魅力~第二エッセイ集『夢の力』
- 執筆状況
- 完結
- エピソード
- 1話
- 種類
- 一般小説
- ジャンル
- 創作論・評論
- タグ
- 【青春】, 【中上健次】, 【路地】, 【マイルス・デビス】, 【ジャズ】
- 総文字数
- 2,003文字
- 公開日
- 2020年12月04日 16:34
- 最終更新日
- 2021年10月31日 06:39
- ファンレター数
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