一般小説作品詳細

Dr.ニコルの検死FILE

84|ミステリー|連載中|26話|66,918文字

ライトノベル, キリスト教, 男主人公, サスペンス, 教会, 歴史, サイコパス, オリジナル作品, 推理小説, 【リデビュー小説賞】

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1893年11月29日、イギリスのロンドン、イースト・エンドと呼ばれる貧民街のホワイトチャペル地区にて女性の殺害事件が起きた。その遺体には、29箇所に及ぶ切り口があり、うち1つはずたずたに腹まで割かれていた大きなものまであった。同年10月14日のセントキャサリン地区や、11月15日のホワイトチャペル地区で起きたもの事件と酷似していたため、これらは同一犯による連続殺人事件と断定された。

捜査を進めるスコットランドヤード内では、その手口から、「5年前にロンドンを恐怖に陥れ、いまだ捕まらずじまいの連続殺人犯・切り裂きジャックが舞い戻ってきた」という見方が大半を占めていた。しかし、それに一人・猛然と異を唱えるデイヴィッド警部は、主人公の嘱託検死医・ニコルを無理やり引き込んで、他の警官とは別行動で捜査を開始。

19世紀の霧の都・ロンドンを舞台にした、連続殺人ミステリー。産業革命期の裏側で起きた惨劇が、いま開幕する──!

もくじ

登場人物紹介

●ニコル・クロムウェル(Nicol=Cromwell)


グレーター・ロンドン庁からスコットランドヤードに嘱託検死医として派遣されている、第二検死課の医師。しかし、派遣以降、ニコルに回ってくる仕事は、第一検死課の手伝いか、最近実験的に導入されたばかりの指紋照合の研究をさせられるぐらいで、後は若手警官が医務室代わりに第二検死課へと来るぐらいのもの。だが、デイヴィッド警部に巻き込まれ、急きょ連続殺人の捜査に駆り出されることになるのだった。

●デイヴィッド・ターナー(David=Turner)


スコットランドヤードの熱血警部。5年前の切り裂きジャック事件で、新米警官として事件にあたった経験から、「今回の一連の事件は、やつのしわざじゃねえ!」と捜査本部の方針に猛反発。しかし、単身捜査をするのには限界があるため、前々から目を付けていたニコルを巻き込むことに。

●マリア・フローレンス(Maria=Florence)


聖ニコラオス孤児院で孤児たちの世話をする修女(シスター)。

もともと彼女自身も捨て子であり、ニコルと同じ聖ニコラオス孤児院で育った過去を持つ。性格は明るく、ニコルに頼まれ、同じシスターのマギーとともに街のうわさを聞きこむことに。なお、マリアに一目ぼれしたデイヴィッド警部から、それとなくアプローチを受けるが、本人はいたって気づいていない。

●スティーヴ・マルサス(Steve=Malthus)


スコットランドヤードのエリート警視で、デイヴィッドの上司。捜査の手法の違いからデイヴィッドと対立することが多い。新たにロンドンを恐怖の渦に巻き込んだ連続殺人犯を、切り裂きジャックの再来と信じて疑わない。

●マギー・フランクリン(Maggie=Franklin)


聖ニコラオス孤児院のベテラン修女。おしゃべり好きで、かつ、うわさ好きな性格なので、今回の事件のこともいろいろとニコルやデイヴィッド警部に聞き込んでくるが、その反面、町で聞き込んだうわさもいろいろと話してくれる、迷惑であり、ありがたい人物。


●ミネルバ・ファーガソン(Minerva=Ferguson)


聖ニコラオス孤児院の筆頭修女。真面目な性格で、厳格なクリスチャン。マリアやマギーが事件に首を突っ込むことをこころよく思っていない。

●ウィリアム・スチュワート(William=Stewart)


聖ニコラオス孤児院のあるイースト・エンド教区に務める優しき老牧師。孤児院に常駐しているのは修女たちで、ウィリアム牧師は週一回礼拝のときに孤児院を訪ねている。

●連続殺人の被害者 case1

アニー・スコット(Annie=Scott)


27歳。第一の被害者で、死因は失血死。

イースト・エンドのセントキャサリン地区で夜明けに死体が発見される。18箇所に及ぶ切り口が見られた。

職業は売春婦。

事件日は十月十四日。

●連続殺人の被害者 case2

ローズマリー・ジョーンズ(Rosemary=Jones)


23歳。第二の被害者で、死因は頚部を掻き切られたことによる窒息死。

イースト・エンドのホワイトチャペル地区で悲鳴を聞きつけた巡査がかけつけるも、事切れた状態で発見された。切り口は、死因となった頚部の一箇所と、腹部の七箇所の刺し傷。

職業は売春婦。

事件日は十一月十五日。

●連続殺人の被害者 case3

アイリーン・コックス(Irene=Cocks)


24歳。第三の被害者で、死因は失血死。

イースト・エンドのホワイトチャペル地区で夜明けに死体が発見される。29箇所に及ぶ切り口が見られ、ずたずたに腹まで割かれていたが、内臓はすべて揃っていた。

職業は売春婦。

事件日は十一月二十九日。


●連続殺人の被害者 case4

メアリー・リトル(Mary=Little)


21歳。第四の被害者で、死因は頚動脈の切断。

テムズ川のほとりで死体が発見される。腹がずたずたに割かれていたが、内臓はかろうじてすべて揃っていた。

職業はメイド。

事件日は十二月四日。


●連続殺人の被害者 case5

マーガレット・ウォルポール(Margaret=Walpole)


22歳。第五の被害者で、死因は失血死。

イースト・エンドのセントキャサリン地区で、夜明けに死体が発見される。腹がずたずたに割かれており、内臓の一部が持ち去られいた。

職業は教師。

事件日は十二月五日。


●連続殺人の被害者 case6(未遂)

フェアリー・コールズ(Fairy=Coles)


第六の被害者になりかけた女性。3件目の被害者アイリーン・コックスと顔見知りであり、その遺体の第一発見者でもある。

職業は売春婦。


小説情報

Dr.ニコルの検死FILE

今岡英二  eijivocal23

執筆状況
連載中
エピソード
26話
種類
一般小説
ジャンル
ミステリー
タグ
ライトノベル, キリスト教, 男主人公, サスペンス, 教会, 歴史, サイコパス, オリジナル作品, 推理小説, 【リデビュー小説賞】
総文字数
66,918文字
公開日
2018年11月28日 00:44
最終更新日
2018年12月17日 00:06
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作者プロフ

今岡英二  eijivocal23

過去出版時ペンネーム:今岡英二
過去の出版物:
「天下人の軍師〈上〉 ―黒田官兵衛、風の如く迅速に―」
「天下人の軍師〈下〉 ―黒田官兵衛、水の如く泰然と―」
(いずれもメディアワークス文庫<KADOKAWA>)
希望レーベル:講談社タイガ、講談社ラノベ文庫、Kラノベブックス、単行本、講談社ノベルス


1978年、広島県生まれ。日本史・中国史に造詣が深く、歴史ライターとして多くの著作物に執筆参加している。小説以外の主な執筆は「三國志11 武将FILE(単著/光栄)」「信長の野望・天道 武将FILE(共著/光栄)」「三国志占い(企画立案・共著/ぴあ)」「新渡戸『武士道』が本当によくわかる本(執筆参加/東邦出版)」など。

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