VRでリモート阿波踊り

作者 樫本誠士

[ファンタジー]

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2011年「N番目の旅人」、2013年「女の都」、2017年「或る物書きの遍歴」を文芸社から自費出版しています(「N番目の―」は企画出版となりました)。
 今年71歳となり、人生のゴールが近づいているという実感が年毎に強くなっています。好きだった旅行も今は健康面で億劫となり、他に趣味もなく、専業主夫(妻が勤めているので)をしながら小説を書いています。
 長年SF作家を目指していましたが、宇宙論やひも理論など自然科学の進展で、昔のように素朴なSFロマンを小説にすることが難しい時代になりました。最新の物理学など一般向けの書でも理解は困難です。文才のある物理学者が最新の理論を取り入れたSFを書いたとして、ほとんどの読者は途中で読むことを放棄するでしょう。日常感覚からかけ離れ過ぎているから。アーサー・C・クラークやアイザック・アシモフ、日本では小松左京らが活躍した時代が懐かしい。いや羨ましい。
 かくして逃避癖のある浪人生は老境に至り、かつて耽溺した得もいわれぬセンスオブワンダーを、科学検証を端折って小説の中によみがえらせることを試みたい。それが可能なのかと思い巡らせながら――。

目次

完結 全1話

2020年08月14日 19:16 更新

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小説情報

VRでリモート阿波踊り

樫本誠士  seiji7523

執筆状況
完結
エピソード
1話
種類
一般小説
ジャンル
ファンタジー
タグ
総文字数
4,510文字
公開日
2020年08月14日
最終更新日
2020年08月14日
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0