家系能力
気がついたのは7歳のときだった。友達とごっこ遊びをしているとき、彼を突き飛ばして怪我をさせてしまった。意図的ではなかったにせよ、友達に痛い思いをさせてしまったことに私は涙を流した。涙を拭いていた私の右手は、徐に光り、数秒がたった時には眩い光に包まれていた。それがなんなのかをだれかに説明されたわけではないけれど、私はその光は人を癒やす光なのだと直感し、彼の膝に手を当てた。光はさらに光度をあげ、次の瞬間、光は傷とともに消えた。彼は数秒唖然とした顔を見せたあと、笑顔に変わり、私に「ありがとう」と言った。
目次
完結 全1話
2022年12月12日 19:15 更新
登場人物
登場人物が未設定です
ファンレター
ファンレターはありません
小説情報
家系能力
- 執筆状況
- 完結
- エピソード
- 1話
- 種類
- 一般小説
- ジャンル
- その他
- タグ
- 短編, ショートショート, 純文学, ファンタジー
- 総文字数
- 2,090文字
- 公開日
- 2022年12月12日 19:15
- 最終更新日
- 2022年12月12日 19:15
- ファンレター数
- 0