銀の翼と合成知能〈At Tsiolkovsky crater〉

作者 永久凍土

「おはようウィスパー。今日のご機嫌はいかが?」

 一言で言えば〈ウィスパー〉の思考は不安定だ。
 言葉の間隔が普段よりも短く次々に返す時もあれば、お喋りが気に入らないと塞ぎ込んだりもする。その反応はまるで「ヒト」だ。

 そして、わたしの名は〈エコー〉。
 六番目の自律型観測ロボットに搭載された合成知能である。

***

*カクヨムweb小説短編賞2019中間選考通過作。
*参考 : WIRED 2019.9.19 記事「人類の文化的躍進のきっかけは、七万年前に起きた「脳の突然変異」だった」

目次

完結 全1話

2022年09月26日 11:23 更新

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小説情報

銀の翼と合成知能〈At Tsiolkovsky crater〉

永久凍土  aqtd882225

執筆状況
完結
エピソード
1話
種類
一般小説
ジャンル
SF
タグ
ツィオルコフスキー, ロボット, 月, 天使, 想像力, 宇宙, 短編
総文字数
6,801文字
公開日
2022年09月26日 11:22
最終更新日
2022年09月26日 11:23
ファンレター数
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