高1の夏、「私」はとある楽器屋で運命の出会いを果たす。運命の人に出会ったのはいいがその人には名前も記憶もないのである。そこで、その人に「マクスウェル」と名前を付けた。その日から、「彼」と楽しく何気ない日常を過ごしていた。しかし、受験を控えた私は彼との別れを選択しなければならなかった。そのまま、受験も終わり心に穴の開いた状態で卒業を控えた私は何もする気になれなかった。そんなある日、私に母がお使いを頼んだので、外に出かけた。すると、偶然に道端で彼の姿を見つけた。そして、私のもとに再び幸せな日常が戻ってきた。