活動報告
聖書ラノベについて、ちょっと思ったことを適当に。
私はキリスト教徒ではありませんが、キリスト教系の大学が母校なので、「非クリスチャンから見たキリスト教」というものは、考えるところが多くあります。
人生経験を多少積み、聖書の講義などを受けたあとでは、キリスト教的考え方の良さなどを理解できるのですが、たぶん中学生・高校生くらいの子にとっては、日常で接する機会もないキリスト教は「得体の知れない宗教」でしかありません。(実際、私もそうでした)
まず、キリスト教を知らない人は、キリスト教について興味などほぼありません。
だから小説などで、登場人物が「キリスト教にはこういう教えがあるんだ」とか「イエスはこんなことをおっしゃったんだ」とか喋らせることは、あまりよろしくない手段です。キリスト教に興味もない人からすれば、いきなりそんな講釈されてもつまらないだけでしょう。
大事なのは、宗教的なにおいを遠ざけつつ、誰でも違和感なく読めることだと思います。
そんなわけで私もそれを意識しているのですが……なかなか、難しいですね。いちおう聖職者と教職者のくだりや、転生と復活のくだりなど、それとなーく自然に入れているつもりなのですが。
次回からは、ようやく日常からかけ離れて現代ファンタジー(というには少し地味ですが)になる予定なのですが、ここ数年ラノベ的なもの書いていなかったので、ちょっと苦労しそうです。がんばって、少しでも面白いものを書いていきたいところですね……。
2018年 01月27日 (土) 17:59|コメント(0)
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