活動報告
書評コンテスト『小説現代2020年11月号』を書いてみました。
人生初めての書評が、『小説現代』だったことはとてもうれしい。
サイトに登録してから1週間、なにが読者に喜ばれるのかがわからず途方に暮れていた。
誰も喜ばないものを描くなら、いつもやっていることだし、家のパソコンにも箪笥の引き出すにも膨大な数がある。
せっかく人目に触れる場所で書くなら、誰かが喜んだり、救われたりするものであってほしい……。
そう思って悶々としていたところに、2000文字書評コンテストの文字が飛び込んできた。
小説現代に掲載されている作品なら、なんでもよいらしい。
書評ならば、きっと作者や編集者や、同じく雑誌を読んだ人なら喜んでくれるはず、といそいそと書き始めて1時間。ようやく投稿できた。
まだ30代にもかかわらず、「タグ付け」がわからずにさらに1時間悩んだのは、生来の機械音痴を証明しているようでむなしい。
今回は一穂ミチさんと岸田奈美さんの作品の書評になったけれども、本当なら全部の書評を書いてみたい。
作家にとって一番つらいのは、感想をもらえないことだから。
来月もまた、書評コンテストがあるという。今度はなんの本を読めるのだろう、と今からワクワクしている。
2020年 11月30日 (月) 17:53|コメント(0)
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