【報告】本サイトで主催する「第８回 NOVEL DAYS 課題文学賞」課題「甘じょっぱい話」で佳作を頂くことができました。
作品名は『これでいいのだ』です。どうもありがとうございました。他にもう二作品出したのですが、タイトルが意味わからんかったり、
内容が甘々だったり（笑）惜しくも優秀賞は逃しましたが、佳作を頂けただけでも御の字ってものです。プロフィール欄に「やっと、まともなことが書けるな」と自身で喜んでおります。加えて、運営サイドからのコメントなども頂けて恐縮な限りです。

　そして些細なことなのですが、一応「これでいいのだ」の創作経緯を・・・

　「これでいいのだ」といえば、みなさんご存知「天才バカボン」のパパの有名なセリフだったりします。以前から「これでいいのだ」の、言葉の強さ、インパクトに一目置いていたので、いつかこれを題材にした短編でも書きたいなと思っていたところ。本来なら、もっと幸せな感じに仕上げたかったのだけど、それだとちょっと捻りがないなと再考しました。それに、幸せな感じは最初に出した二作品でやっているので、次はもっと悲哀な感じでやろうと方向転換したわけです。多分、それが功を奏したのでしょう。

　ただ、今回は2000文字制限があったので、構成でやたら苦労しました。話の構造上、そんな短くやるものではないと思うのですが、そこは某所で培った「圧縮」の技術を駆使して軟着陸させた感じです。余計な文章を極力排除し、まるで減量中のボクサーが肉を削ぎ落としていくが如く・・・。多分、一万文字で書くよりも大変だったと思います。でも、やればできないこともないのだなと良い勉強になりました。

　みなさんも少し辛いことや悲しいことがあったらぜひ言ってみてください「これでいいのだ」と。

　あと、優秀賞を取られた作品や同じ佳作に残った作品も拝読させて頂きました。贔屓目なしで皆さん素晴らしい出来だったので、応募して良かったと思っております。何より嬉しかったのが、運営さんが丁寧に読んでいてくれたのが伝わってきたことです。応募されてきた作品を大事に扱ってくれていたのだなと涙がちょちょぎれる思いです。ここはとてもいいサイトだと改めて実感できました。さすが、天下の講談社さまってものですよ。

　また機会があれば応募したと思っております。これに満足することなく日々邁進していけたらなと。今回は本当にありがとうございました。

2023年 09月09日 (土) 17:31｜コメント（0）