活動報告
縛りプレイ
第3回課題文学賞に応募した『うんこはなぢ同盟』の語り手は、小学3年生です。
それにあたって、「平易な言葉で書く」ということを目指してみました。
これが意外にも難しかったです。
キャラクターの性格をぴったりに表せる「豪快」という言葉を封じられて手が止まったり、「社会的密室」という造語を使うのを我慢したりしながら代わりの表現を見つけていくのは、苦しくも楽しい作業でした。
もしかしたら小学生は、語彙が不足しているために自分の考えをぴったりの言葉で伝えることができず、もどかしい思いをしているのかなあと考える機会となりました。
また、こんなにものびやかに言葉で表現することができている自分の幸せに気づきました。
相手の立場に寄り添った、思いやりのある人間になりたいものです。
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表記について。
小学6年生までに習う漢字以外をひらがなにしました。
これには、便利ツールを使わせていただきました。
入力したテキストのうち、1〜6年生(自分で設定可能)までに習わない漢字を赤字で表示してくれるというものです。ありがたい。
最初は、主人公の学年に合わせて小学3年生までに習う漢字だけで書くつもりでした。
しかしあまりに読みづらいのと、「え顔」のような交ぜ書きは見た目が美しくないのでやめました。
2022年 08月19日 (金) 02:04|コメント(0)
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