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活動報告

愛を込めて文字列を。(44)

こんばんわ! きやまへきとです。

買った&読んだ!!
参ります。


「SHANGRI-LA FRONTIER 17」

GGC編結着!! となる巻なのですが……。
悪い。実に悪いお顔ですなあ……、鉛筆戦士。
正に、倒されるべきま……げふん、げふん!
あと、サンラクはもう少し羞恥心というものを学んだ方がいいかな……。
リアルかぼちゃ頭は結構凄いと思うから。

そ・し・て。
今夜はちょいとばかり二次創作気味に感想を。

『ちょっと! 似非オカマ!! 何、これ見よがしに名刺なんて配ってんのよ!?』
「……手前……、所属事務所社長に対して、いい度胸――(スマホの外に気配を感じて)じゃな~い!?
つか、社長が営業やって何が悪いと?!」
『似合ってないよ、オカマキャラ。熱血漢魂、隠せてないし』
「うっせーわよ、美貌だけ女! 余計な仕事ねじ込まれたくなかったら――」
『……ふうん? 稼ぎ頭に、そんな口聞いちゃって、いいんだ?』
「――(どの口が『そんな口』だって?)あら、機嫌が悪いのねえ?」
『企んでるでしょ? みょーな悪だくみ。きりきり白状してもらいたいなあ、と思うわけ』
「なんだ……そんなことか。ま、いいけどね」
『そんなことって……。そんな相手に名刺を配ったってわけ!?』
「(あら、意外と本気? 可愛がってるのかしら……)だって、しょうがないじゃない?
今日のリアルミーティアスは、Kきゅん♡じゃないんだもの~」
『何それ?』
「会場に居たのに、解かんなかった?
魚臣慧一人じゃ、シルヴィア=ゴールドバーグは堕とせなかったのよ。それが全て」
『尚更意味不明なんですけど?』
「(……妙な物音がしたわね……もしや……? ま、いいけど)んー、今日Kきゅん♡に
名刺を渡したのは、直近で仕事をしたいから――じゃ、ないのよね。実の所。
まあ、期待してないわけでもないんだけど……本命はね?」
『本命……(あ。これ――聞かない方がいい、かも)?』
「んふ。爆薬分隊運営がね、魚臣慧へのアフターケアをしくじってくれること、なのよ~」
『…………はあ?!』
「だって、有り得ないんだもの。金銀ちゃんとの因縁って、有名な話だし。
それをほっぽらかして、別ゲー? マジ、有り得ないわ~」
『因縁の根拠は?』
「教えて上げなーい♪ まあ、鰹調理士隊連盟所属を甘く見ないでね~♡ってことだけど」
『…………』
「(……キレるような話じゃないわよね……?)
まあ、そもそもは対戦格闘ゲーム業界が斜陽を迎えていることが今日の原因なんだけどねえ」
『斜陽産業が今日のようなイベント、手配できるわけないんじゃない?』
「あ・まーい♡もう、30年は昔になるのよねえ……。駆け出しだろうと何だろうと、
ゲーム業界で一花咲かせようと思うなら、対戦格闘ゲーム!! という時代は。
近年、息をしてるのは大御所だけでしょう? 中堅とか若輩メーカーがリリースした
新作、幾つあるか判って居て?」
『そこまで暇じゃないんですけど?』
「0よ、0!! 雨後の筍の如く、新作がバンバン! リリースされてた頃を知ってるとねえ……
侘しいじゃすまないってわけ。慧君が横槍をねじ込まれたのも、そのせいなんだから」
『……それとこれとがどう、結び付くと?』
「(……あら、変な声。誰か他にも居るのねえ……!)睨みが利くのよ。
令和の対戦格闘ゲームの雄、魚臣慧を新参業界の山車に使おうなんざ、100年は早い!! ってね。
無理を通せば、爆薬分隊が格安の重労働をねじ込まれる。
稼げない大仕事なんて、冗談じゃないでしょ? だから、分隊運営が拒否するのよ。
対戦格闘ゲーム業界が斜陽でさえなかったら――ね。でも、横車は通ってしまった。
Kきゅん♡は、愛しの金銀ちゃんとの対決に水を差されてしまったってわけ」
『それが?』
「まあ、今日は名無しさんと顔なし君のおかげで無事に収まってくれたけど――
横槍が今日で終わり……とはならないでしょうねえ……。
対戦格闘ゲーム業界が勢いを取り戻せない限りは、ずっと続く。そう考えたほうが無難ね。
でも、それって慧君にとって愉快な話かしら? ざっけんな! 糞野郎!! ってもんじゃない?」
『結論、ぷりーず!』
「失礼な娘ねえ……。ま、いいわ。私がKきゅん♡だったら、考えるわ。爆薬分隊からの独立をね。
その時に、お互いWin-Winになれる楽しいお話をしましょうね、ってこと!」
『今すぐじゃないんだ?』
「当然よ! 今日のリアルミーティアスはKきゅん♡じゃなかったんだから。
名刺渡された程度で逆上せ上がるなら――怖い目に遭っちゃうわねえ……! きっと。
まあ、Kきゅん♡だって解ってるわよ、この程度。だ・か・ら! あんたは明日から
馬車馬のように働くのよ? 次の休暇まで、たっぷり2週間はあるんだから。
素敵なお仕事をこれでもかっていうくらい、詰め込んであ・げ・る♡」
『ちょっと!?』
「あら……。その程度の覚悟も無しに、事務所社長を似非呼ばわりしたって言うの?」
『糞外――えっとぉ!? もう一人の方は、いいのかしら――なんて?』
「(……これ、ひょとして、ご本人様――?)……坊やの方ね?
確か……一般家庭の子だったわよね。なら、無理して粉を掛ける必要は無いわ。
本人がこの業界で生きていく意思が在るなら……考えても、面白いかしら?
(……無理な話よね。今信玄公に睨まれたくなんて、ないし)ってとこ。
じゃ、これからあたくし、プライベートタイムだから」
『――え? あ、ちょっと――仕事はどうなる』
「優秀でも可愛げには欠ける貴女ですものね? 本気を出せばちゃちゃっと終わるわよ。
過労死なんてしないように、配分してあげてるんだからね!! 感謝なさい?
じゃ、オヤスミー♪」

…………

以上。

それでは、今夜はこの辺りで。
おやすみなさいませ~!

2024年 04月17日 (水) 02:45|コメント(0)

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