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活動報告

【再掲】意外と春の限定は多い【2020.03.30公開】

 今回は弘前シードル工房のKIMORIグリーンです。アルコール度数は3。こいつはジョナゴールドで作られているそうで、甘口ながら酸味も強い、と公式で解説されてます。
 ……去年見た時は、甘口としか書かれてなかったんだけどなぁ。今年は頭に「すっきり」がついておる。えぇ、去年残像だけ確認しておりましてな。売り切れたあとっつーか。だから販売を楽しみにしておりました。
 開栓してみれば香りは薄め。作中のように上澄みをまず飲みましたが、水色は僅かに濁ったやや赤みの強い柔らかな色合いで、さっぱりと甘くほぼジュース。シードルらしいクセもとても弱いです。次に、ワイン用のポンプ付き栓をして、くるくるひっくり返して酵母をまぜまぜ。注いでみれば透明感皆無なほどの濁りに、赤みの強さがますます引き立ってました。そして更に甘味が増す←
 Σこれは予想外! シードルらしいクセも少し増しましたが、取り敢えずジュースです。とても美味いリンゴジュース。オンナノコの無理難題に応えられる酒が増えたというか、寧ろ難しい酒というか。
 だって、シードルって大体海外産があふれてて、あれらは固い渋い不味いの三拍子揃った果実で醸すのが普通なんですよ。日本の魔改造リンゴだなんて、普通に食べても甘くて美味しいのなんて使わないんです。同じ感覚で飲んじゃったら大惨事間違いなしですよ?
 きちんとお酒の旨味が味わいたいなら、ハーベストの方がいいかもですねぇ。甘さなんていらん! て方ならレギュラー品ドライをお勧め。あれは海外シードルの辛さ。いや、断然美味いけどね?

2020年 04月21日 (火) 19:05|コメント(0)

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