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活動報告

【再掲】ジンはそもそも薬酒です。【2019.12.16公開】

 はい、今回は京屋酒造さんの油津吟[ゆずジン]です。アルコール度数は47。
 ジンといえば、スピリッツにジュニパーベリーを初めとしたボタニカルをブレンドしたお酒。始まりはいわゆる薬でした。うん、養命酒みたいな←養命酒自体はチンキ剤になりますが
 近年、クラフトジンと言われる少量生産ジンが世界的に流行っているそうで、日本でも色々出てたりします。大手メーカーまで参戦している始末で、なかなか面白いです。実は養命酒も出している。クロモジを主体にしていて面白い風味です。そのジンベースのカクテルもボトル売りされてますが、なんだ。生のまま飲むと養命げふん。
 さて、油津吟ですが。使用ボタニカルは、ジュニパーベリー、柚子、山椒、生姜、きゅうり、ヘベス、日向夏、コリアンダーシード、クローブ、だそうです。きちんと公表してるのも少ないんですけどねー。京屋酒造といえば、芋焼酎「甕雫」で有名な蔵元だそうで。油津吟では甕雫と、もう一つの高級芋銘柄「空と風と大地」がベーススピリッツの一角として使用されているそうな。とてもお湯割向き。実際、お湯割すごく美味いです。
 初めて飲んだジャパニーズクラフトジンがこれだったので、なかなか印象の良い物から入れたのだなぁ、と野生の勘を誉め讃えたい。後に六を飲んで、あちらのまろく甘い香りを知った後の印象で言うのなら、すっきりきりりとした柚子が際立つジンです。ほんのり甘いのは多分、芋焼酎の個性。
 従来のジンを思えば、かなり口当たりが柔らかく、飲みやすいと思います。姉妹品のHINATAを飲んでしまうと、あちらのスパイシーさには及ばないんですけど、山椒と生姜が印象を引き締めているっぽい。すっきりさっぱりしてます。
 トニックウォーターも美味しいんですけど、HINATAがびっくりするほどトニックウォーターに映えるので、やっぱり油津吟はお湯割を勧めたい。HINATAのお湯割はなー、グリューワイン好きな人なら気に入るかも。オイラは結構好きです。
 同じくお湯割で美味しいのなら、小正醸造さんのKOMASA GIN -桜島小みかん-でしょうかね。とってもみかんです。みかんなのです。オイラすごくすきです、みかんで。めちゃくちゃかわいいみかんのかおりします。みかんー。

【追記】こまさの新作ほうじ茶手に入ったんですが、ほうじ茶でした(真顔)。あと、木くさい←

2020年 04月18日 (土) 20:00|コメント(0)

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