……として、少し前に話題になりました。というわけで、今夜20時に公開。今回は、菊水酒造株式会社の、生原酒ふなぐち菊水一番しぼり。アルコール度数は19。
　お勧めコンビニ日本酒に上がっていた酒の中で、オイラが絶対というのはこいつだけですね、えぇ。他は首を傾げる……。好みの問題だと思いますので、一通り試してみるといいかなぁ。
　実は、オイラがこいつに出会ったのは二十歳過ぎて間もない頃で、本編で出てきた酒屋のモデルとなったお店で入手しました。……まぁ、そこはドイツワイン中心に、あらゆる食材が置かれた店で、作中の通りの丸ごと一室ワインセラーが店舗の奥にありました。12畳くらいだったかな？　入り浸るのが好きだったなぁ。
　ここでドイツワインにハマり、更に日本酒の印象を一新させられました。うん、このセラーで冷温熟成しっかりされて、きれいに色づきブランデーみたいな芳醇な香りをさせた、ふなぐちを飲んだのです。あの衝撃といったら。あの頃はやたらと辛口が持て囃されていて、画一的だったんですよ。
　ふなぐちも醸造アルコール添加なんですが、あんまり尖った香りはしないんですよね。これが、熟成してくると更にまろくなるので。一回飲み比べするといいかも。日本酒は詰めた年月を明記してるので、そこ見て探してみてくださいな。店主さんがお酒に拘るコンビニなら、ちゃんと冷ケースに入ってたりしますし。手軽に買える日本酒と話題になったとしても、やっぱりチューハイには負けるんですよ。結構長らく入ってるのが残ってたりします。新しくてもアレです、冷蔵庫に放り込んで３か月くらい放置で。それで結構味わいが変わる。
　そういえば、うちの近所だと蓬莱泉のカップ酒なんかもコンビニあったりするんですが、これは地元故なのだろうか。

2020年 10月01日 (木) 09:31｜コメント（0）