今夜20時に酒話公開。今回は黄桜株式会社の、黄桜ピアノ・スパークリング清酒、アルコール度数は５。炭酸添加なし、醸造アルコールなしのナチュラルな発泡酒っす。シックな瓶入り。
　実のところ、オイラは京都の酒あんまり好きじゃないです。というか、京都の水にいい思い出がなく……。水が美味いとか自慢げな土地で、どうしてカルキ臭い吸い物飲む羽目になったのやら(遠い目)。出汁の味まで皆無で、素材の味がいいものしか褒めようがない懐石食っちまいましてな……。あれの所為で評価がすこぶる低いです。つか、肉処なのにお上品な和食にばっかり連れまわされた残念な思い出。祇園行ったのに親子丼食えなかったの！
　閑話休題。
　唯一、京都のお酒で美味いと思って飲んだのが、増田徳兵衛商店の月の桂。ワインもね、京都のってフランス系なのよ。オイラ苦手なのよ！　とはいえ、蔵によって個性があるわけで。月の桂飲んでたのも効きましたね、取り敢えずチャレンジは繰り返してました。
　んで、黄桜です。大手さんだし、普通酒分類のパック酒の味の印象強かったんですが、とある時に黄桜さんのクラフトビール飲みまして。LUCKYシリーズの犬と猫。これがなかなか美味しかったんですね。その延長で見つけたのが、今回のピアノでした。
　スクリューキャップ開けるときも、直接香っても匂いは薄い。しかし、口に含むと醸造香がすっごいです。りんごや洋梨系の甘さと爽やかさが、いいバランスで豪快に押し寄せてくる感じ。香りは甘いですが、酒自体の甘さは控えめ。
　スパークリング日本酒といえば澪が有名ですが、あれもっちゃり甘くてオイラ好きじゃないんですよね。同じくあれがダメなヒトは試してみるといい。酸味がくるからか、しつこく余韻が残らないので、大変飲みやすいです。
　スパークリングだと、これまで飲んだのが、月の桂、澪、獺祭、蓬莱泉、二兎、澪「一果」、ピアノですかね。意外と飲んでた。この中で順位つけるなら、①月の桂②二兎③獺祭④蓬莱泉⑤ピアノ⑥一果ですかね。うん、澪はちょっと。こう、麹のもっちゃり甘いのが苦手なのですよ。一果は麹の苺風の甘い香りはするものの、忌避するほどの甘さではなかったので。蓬莱泉好きな割に獺祭より落ちたのは、獺祭のほうが好みのスッキリさだっただけです。蓬莱泉少し甘めでな……。

2021年 03月16日 (火) 11:28｜コメント（0）