活動報告
【新作】第14話「 深化 」 | 遥かなる星々の物語 第二章 「神々と呼ばれし者達」 / No.2「対置する者」
「銀色の戦士、クリスよ」
「我々は、これを求めている」
セトはそう言うと、手のひらに乗せた浮遊鉱石を見せ、
それを手のひらから落とした
スッ
その浮遊鉱石は大地に落ちる事なく、その場に浮き
セトは更にもう一つの浮遊鉱石も同じように空中に浮かせると
>ピン
片方の浮遊鉱石を指ではね、浮遊鉱石同士を近付けた
…
< カッツ! >
浮遊鉱石同士が触れ合った瞬間
< ゴォォォ >
激しい蒼白い光を放ち始めた
ピピピピピピ…
オスカーが持つ何かが反応し、音を発した
「どうやら、興味はありそうだな」
オスカーがクリスに近付き、クリスに話し始めた
「クリス」
「あれは、例のあれかもしれません、ジェフリー博士が探していた…」
「…フォルトゥーナか」
「その可能性が高いです」
「まさかな…」
「フォルトゥーナが地球にあるとは」
「銀色の戦士、クリス」
「我々の、仲間よ」
「我と共に、歩むか」
クリスを見つめるセトの眼光が 鋭く光り始めた
□第14話 リンク / NOVEL DAYS
https://novel.daysneo.com/works/episode/fea1ca9a38e6b6c8d0076ff406340dc4.html
2020年 10月18日 (日) 15:29|コメント(0)
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