機械仕掛けの幻想譚

[ファンタジー]

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「家族を助けてくだされば、この身を捧げます」

桜降る、とある春の日。
凶賊(マフィア)の総帥であるルイフォンの父のもとに、貴族の少女メイシアが訪ねてきた。
彼女の父と異母弟が、ルイフォンたちと対立している凶賊に囚えられてしまったという。


凶賊でありながら、刀を振るうより『情報』を武器とするほうが得意の、クラッカー(ハッカー)ルイフォン。
そんな彼の前に立ちふさがる、死んだはずのかつての血族。

やがて、彼は知ることになる。
メイシアとルイフォン――天と地が手を繋ぎ合うような奇跡の出逢いは、『di;vine+sin;fonia デヴァイン・シンフォニア計画(プログラム)』によって仕組まれたものであると。


出逢いと信頼、裏切りと決断。
『記憶の保存』と『肉体の再生』で死者は蘇り、絡み合う思いが、人の絆と罪を紡ぐ。

近現代の東洋、架空の王国を舞台に繰り広げられる運命のボーイミーツガール――権謀渦巻くSFアクション・ファンタジー。

ファンレター

策略により、二人は出逢い運命の歯車が動き始める。果たしてその結末は?!

【その出逢いによって全てが動き始める】 第一部では主人公とヒロインが恋仲に発展するが、その経緯を明かすのを目的としているわけではない。 ・この物語は、人によっていろんな見方をすることが可能。 恋愛もの、ヒューマンドラマ、さらにはミステリーという観点からも楽しむことができる。 ジャンル的にはSFファンタジーではあるが、この場合のファンタジーとは”架空”を表しているのではないかと思われる。SFと言うと、近未来や宇宙戦争などを思い浮かべてしまうが、この作品での時代は”近現代”というイメージ ... 続きを見る

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