即興的ワルツ

作者 羽庫ふみ

[学園・青春]

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5件のファンレター

作中で直接16歳という言葉は使っていないのですが、そのように読んでもらえる内容になっていると思います。
わりと正統派の青春ストーリーかも。

ファンレター

はじめましてm(__)m

敬愛する南ノさんやるるせさんがレターを出されていたので、きっと私の好みの作品(タイトルも好き!)だろうと期待して読ませていただきました!
そして、期待以上の作品に感動しましたので、レターを送らせていただきます。

私は仕事柄、コンクールの現場に立ち会うこともよくあります。
絶望的なぐらいに恵まれた子っていますよね。
勉強もスポーツも超優秀なのに、音楽も全国レベルかよっ!って子が沢山いる中、懸命の努力で何とかギリギリで本線に進めた子も当然いるわけです。
コンクールを舞台にした小説って、天才にスポットを当てることが多いのですが、この作品では末席(と言うと失礼でしょうが)のコンテスタントにスポットを当てたお話だからこそ、とても親近感を覚えました。
そう、ほとんどの人は「サチ」なんですよね。
ピアノに限らず、突出した才能はなくても、自分の中で完結しようとも、好きで楽しく続けることで輝けるのです。
たとえ、「ガチャ」に外れたと感じても、その先に居場所がないように思えても、自分で居場所は開拓していけばいい、「私」がそう気付いたことを願うばかりです^ ^

返信(1)

こちらこそはじめまして!

櫟茉莉花さんというとてもクリエイティブな方がいらっしゃることを、このサイトに残る足跡や54字小説から把握していたのですが、やりとりをさせていただくのは始めてですね……! 何だかドキドキします。
お読みいただきありがとうございます。ご縁ができて嬉しいです。

櫟さんは音楽にかかわっていらっしゃるのですね。まさかこの作品を音楽の現場にいらっしゃる方に読んでいただいて、その上温かい言葉までいただけるなんて想像もしておらず……。(現場の方が読んだら『違うよ!』って叱られる気がしていたのです。何となく)
大変びっくりして恐縮しています。

そうなんですよね。「勝ち組」の側にいる人なんてほんの僅か。少数派。ガチャに外れたと感じても、幸せであってほしい、自分軸で輝いてほしい、どんな子も。私もそう思っています……!