プロット(世界観、テーマ)

文字数 938文字

《世界観》
 人間と妖怪の混血が進み、妖怪やその血と特性を受け継ぐ人たちが隔てなく暮らしている世界。ベースはあくまで現代日本。文化や風俗、生活様式もほぼ変わらず。違うのは妖怪とその子孫の存在のみ。
 普通の人間もいるが、妖怪の血をひく人たちと、お互いが完全に受け入れあって『当たり前』として暮らしている。
 特に妖怪の力を便利に使って生きている訳ではなく「ついうっかり」的な感じ。猫又の子孫が体育の球技の時間、ついテンションが上がってしまう(ピンポン玉を追いかけてしまう等)や、雪女の子孫がテレると吹雪が吹き荒れるなど(普段は動揺しないように無表情で通している)。
 そんな懐の深いゆるい世界の、ある小学校が舞台のラブコメ。

《テーマ》
・妖怪やその子孫をコミカルに描く。
・小学校という小さな社会の中で、マイノリティ(妖怪の子孫)が受け入れられている理想の世界で、特異性、異様さ、迷惑をあっけらかんとコミカルに描く日常ラブコメパートがメイン。
・後半の悪役登場でも、主人公は明るさと前向きさを失わない。
・悪役のモンスター(受け入れられずに歪んでしまったマイノリティ集団)と出会い、そこから主人公が何を学び、どう成長するかを描く。
・主人公の可愛らしい初恋を通して、人を好きになる切なさと楽しさを描く。
・妖怪は各地の方言で話す。キャラが多い作品となるため、キャラごとの個性出す。

座敷童子→東北弁、猫又→広島弁、人魚→博多弁
、仙狐→京都弁等

《各キャラの個性的なエピソード例》
・塗り壁の子孫の『』くんは、サッカー部のキャプテンで不動のゴールキーパー。塗り壁の血筋にしては動きにキレがあるともっぱらの評判。
・仙狐の血をひく『』ちゃんはやっぱりどうしても油揚げが好き。お豆腐屋さんの『』くんと豆腐小僧の子孫の『』くん、両方に告白されて揺れている。「それはどっちが好きか悩んでるんじゃなくて、どっちの油揚げが美味しいか知りたいだけだよね?」「青葉(主人公)はわらわにとって油揚げが、いかに重要か知らんと見えるな……」「それほど⁉︎」
・座敷童子の子孫の『』ちゃんはあまり学校に来ない。「お家が大好きだから仕方ないよね!」「今日は『』ちゃんのお家で授業しよう!」「良いね!」。たまに登校する時はこたつ持参。
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