私が、カフェの平和を守りますっ！！
文字数 1,999文字
このバイト先のカフェで困っています……。
それはバイトの先輩、真希先輩とのLIMEでの会話……っ！！)
あい『今日、占い最悪で、変なことが起きないか心配です……』
真希『占いなんて、当たるも八卦当たらぬも八卦。気にしないこと。
でも、あなたが占い最悪なら、きっと……』
真希『今日、カフェで死人が出るわね』
それはわかっています！！)
真希先輩、競馬は必ず当たってるそうですし、星座占いはいつも1位みたいですし……っ！！)
大変ですっ、私が毒見しないと……っ！！)
おかわりサービスを装って、あのカップを奪い取りますっ！！)
カップもお取替えしますっ！！
コーヒーを飲んでから30分ぐらい経って、今は小説を読んでいますが……)
(……まさか、小説にヒントが！？
小説に誰が死んでしまうかのメッセージが隠されているのでは！？
これは、確認しなければ！！)
つかぬ事をお伺いします！！
店員さんも、推理小説が好き……
ありがとうございました！！
（じゃあ、誰が危険に晒されているんでしょう……。）
お客様とお話しするのはいいことだけど、
うちは静かにしたい方もいらっしゃるから程々にね。
すいません、気を付け……
じゃあ店長が危険な目にっ！？）
過労死の危機が迫っているのではっ！？）
推理小説の『屋敷の主人』は、店長のこと。
美味しいコーヒーは、店長の努力の賜物。 つまり……）
今すぐ、私がその過労を癒してあげないとっ！！）
今日はありがとうね。
バタン
お疲れ様です、大学終わりですか？
死人なんて、出ませんでしたよ～。
あなたは本当、純粋なんだから……。
店長にマッサージしたのでしょう？
足、太もも、背中に肩、頭まで……。
もしも、店長があなたに魅力を感じていた場合、どうなるかしら？
そんなあなたに全身マッサージをされたら、男の人はどう思うかしら……。
そのため女耐性は一般男性より圧倒的に低いわ。
女耐性の無い店長、そんな店長にくっついたあなた……。
そう、この事件の真相は……
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バタッ…………
完
