文字数 7,364文字



 「黄門様のように世直しの旅をしたい」
 
  漢原(かんばら)イト、七〇歳。
  彼女が死に際に願ったのは、そんな願いだった。
  
  そして同時期、別の世界、ナーロッパを抱える異世界では、とある中年ウィルマーが暇を持て余していた。
 
「暇だなあ。何か面白いことはないのか」

 地球の神様と異世界の神様は、思った。
 この二人の願いを同時に叶えてみようではないかと。
 そうして、漢原イトは一年間、ウィルマーの体を借り、世直しの旅に出ることになった。

『まあ、面白そうだから良いかな』
 
 神様に打診されて、ウィルマーは一年体を貸すことに合意した。
 ウィルマー・タイバーン。
 タイバーン王国の王兄で、現在田舎で隠居中。ちょっと太った中年親父だった。
  
  
 ウィルマーの体で目覚めたイトは、突然の出来事にも構わず、

「ああ、これが異世界転生ってやつかい?孫が楽しそうに話してくれたよ」

 と状況を受け入れてしまった。
 その上、

「あら、ウィルマーさんの魂は天に召されてしまったのかい?孫から聞いた異世界転生ってやつは、ウィルマーさんの魂と私の魂が合体するんじゃなかったんかね?」

 などとひどい勘違いをしていたので、それまで黙っていたウィルマーが答えた。

『私はまだ死んでないよ。あなたに体を一年貸すことにしたので、黙って見守る事にしたんだ』
「おやまあ。ウォルマーさん。太っ腹だねぇ。私の願いを叶えるためにありがとうよ」
『お礼なんて必要ないですよ。あなたはとても面白いことをしてくれそうだ。何かあれば心の中で思ってくれれば、私は何でも答えるよ。こうして声に出すと変な人って思われるかもしれないからね』
「そりゃ、そうだ。独り言言っているイカれた人に見えちゃいそうだね。そうするよ」

 そう答えながら、イトはまた口に出して答えていた。

「ウィルマー殿下!目覚められたのですね!」

 イトとウィルマーが脳内交信を終わらせた頃、扉が叩かれ、大声と共に勢いよく開かれた。入ってきたのは黒髪の筋肉質な男で、窮屈そうに騎士の制服を身につけていた。

『ああ、あれは私の護衛のカークです』
『おお、格さん!いかにもそんな感じだよ』
 
 男の名前をウィルマーによって告げられ、イトは心の中で喝采していた。

『カクさん?』

 ウィルマーが思わず疑問の声を漏らしたのだが、それにイトが反応する暇はなかった。

「殿下!お体の調子はいかがでしょうか?急に落馬されて本当に驚きました!」
「落馬。ウィルマーさんは馬に乗れるんだね」
「殿下?」

 思わずイトが声に出してしまったのを耳に入れ、黒髪の護衛騎士が怪訝そうに聞き返す。

『イトさん。声に出てますよ。気をつけてください。はい。私は馬に乗れますよ。乗るときは私が補助しますから大丈夫です』
『そん時はお願いするよ』

「殿下?」
「あ、いやあ。どうも記憶を失ったみたいなんだ」

 イトは精一杯ウィルマーのフリをしてみる。

『うまいですよ。そんな感じで』
 
 ウィルマーはイトの演技を褒め、彼女はいい気分になって演技を続ける。

「えっと、あなたの名前はなんと言う名でしたか?」
「殿下、なんというかお労(いたわ)しい。私はカーク・グルーニーです」

『私には護衛の二人がついていて、そのうちの一人ですよ』
『そうなんだね。強そうでいいじゃないか』
『ええ、彼は強いですよ。そして忠誠心に厚く、正義が大好きな男です。私のところへやってきたのも、それが元ですしね』

 イトさんは聞き返そうとしたが、それは新たな人物によって邪魔される。

「ウィルマー殿下は、本当に記憶喪失なんですね。まあ、頭を打ってらっしゃったみたいですから」

 カークの背後からもう一人の男が姿を見せた。
 細身の美形で、金髪に青い瞳をしており、カーク同様騎士の制服を身に纏っていた。
 
「あらまあ、優男。もしかして助さんかい?」
『イトさん!』
 
 演技を忘れ、口を開いてしまったイトをウィルマーが注意する。

『あ、すまないねぇ』
 
 イトは反省したが、優男は気にしていないようだった。

「私はシュテファン・ガルニアです。私のこともお忘れのようですね」
「シュテファン!シュテさんって呼んでもいいかい?」
『だから、イトさん』
『あらやだ。思わず口にだしてしまったよ』

 イトの再三のミスに、ウィルマーはもう注意をするのを諦めた。
 この調子でも護衛たちに不信がられていなかったからだ。
 ウィルマーと護衛たちの関係は希薄で、多少の変化も彼の気まぐれだと思われたようだ。

「なんとでも呼んでください。ウィルマー殿下。頭の調子はよくないようですが、体の調子も悪そうですか?」
「ははは。あんた面白いね。頭の調子は、そうだね。記憶喪失だからよくないよ。でも体は絶好調」

 シュテファンの言い方にイトは爆笑しながら答える。

『シュテさんは面白い男じゃないか』
『まあ、失礼だと思ってましたが、ここまでとは』
 
 イトさんと違い、ウィルマーはシュテファンの言いように少しばかり苛立ちを覚えているようだった。

『まあ、いいじゃないか。一年楽しくやれそうだよ。ウィルマーさん、補助は頼んだよ』
『はい。神様との約束ですから』
『ああ、そうかい。神様だったね』

 死んだ直後、魂だけになったイトは神様と少し会話したことを思い出していた。
 彼女の願いを叶える。
 一年限定で。

『こうなりゃ、世直し旅だね。早速出かけたいものだ』

「ウィルマー様。そうなると私のこともお忘れですか?」
 
 護衛二人の他に、部屋にもう一人いたようだ。甲高い声が聞こえ、簡素なドレスをまとった女性がぽろりと涙を流して、ウィルマーことイトに近づいてきた。
 口元に黒子、長いまつ毛にぽってりとした唇。胸もおっきい、色気たっぷりの女性だった。

『あらまあ。色っぽいね。これはお銀さんじゃないかい』

 イトの内心のぼやきにウィルマーは何も答えなかった。

「すまないねぇ。あんたのことも忘れてしまったようだ。なんて名前なんだい?」
「私は、ジュエリー・シルバンです。ウィルマー様には大変よくしていただいてました」

『あらまあ、そういうこと。この子はあんたのイロかい?』
『イロってなんですか。ジュエリーが勝手に言っているだけですよ。王位継承がややこしくなるので、そんなことは絶対ないですから』
『まあ、色々大変なんだね。任せておきなさい。このイトさんに』

「それならこれからも頼んだよ。ジュエリーさん」

『さて、ウィルマーさん。準備はいいかい。私はこの人たちに目的を告げるよ。一年しかないんだ。さっさと旅に出かけたいからね』
『ゴネるようでしたら、王族の権力をお使いください』
『おう、王族の権力。それこそまさに、この紋所が目に入らぬかだね』
『モンドコロ?』
「この世界では、なんというのか。家柄を表す家紋のことだよ』
『それは紋章ですね』
『紋章、ああ、それだ。それを使いたい』
『使いたい?』
『まあ、後で説明するよ。ウィルマーさん』

 イトとウィルマーが脳内会話をしている間、部屋の護衛二人と女性一人は黙ったまま。ベッドの上に座り、黙ったまま宙を見上げる主人に違和感を持つ。
 けれども元からウィルマーは少し変わっていたので、三人はまた彼が変わったことをしているのだと勘違いしていた。

 ウィルマーとの会話を終わらせ、イトは一同を眺めて口を開く。

「ところで、私は世直しの旅に出かけたいんだ。ついてきてもらってもいいかい?」
「世直し!」

 イトの言葉に最初に反応したのはカークだった。
 興奮ぎみに、「世直し」と叫んでいる。

『やはりカークは問題なく乗ってきますね』

 イトは興奮気味のカークを見ながら、ウィルマーから先ほど説明されたことを思い出した。
 カーク・グルーニーは、正義感あふれるあまり、食堂で順番をまたず割り込もうとした同僚騎士を再起不能にするまで、殴り、ウィルマーの護衛担当に左遷された。
 ウィルマーは王兄であり、本来ならば彼が王になるべきところを面倒だからと弟に王位を押し付け、片田舎でのんびり暮らしている変わり者の王族だった。そんな王族に仕えても輝かしい将来はない。だから、彼に仕えるということは、出世の道が断たれたということだ。だから、左遷先の一つになっている。
 しかし、カークにとって王族に仕えることは喜びであり、彼はこの異動をとても喜んだ。ちなみに周りのものも正義感溢れる暑苦しいカークが移動することを喜んだらしい。
 そんな彼だから「世直し」という言葉に感銘をうけ、イトの旅に喜んで同行するだろうと、ウィルマーは踏んでいた。

 それに対して、シュテファンの反応は違った。

「旅ですかあ?」

 気が向かないとばかり、次に声を上げたのはシュテファンだ。

『やはり彼は無理ですかね』

 シュテファン・ガルニアは、ウィルマーと少し似たところがある。楽しく人生を生きる、それがモットーの彼だった。ウィルマーのところへ来たのは、彼の下の情事が理由。人妻に手を出し、それが上司の妻であったこともあり、左遷。上司は何かしら罰を与えたかったのだが、彼自身が有能であり、この情事以外問題がなかったため、左遷だけになった。
 だから、世直しの旅なんて、面倒なことに彼はついてこないだろうと、ウィルマーは見ていた。

「シュテさん。旅はいいよ。こんな田舎でずっと私を見ているのも退屈じゃないかい?色々なところを見て回れるし、出会いもたくさんあるはずだよ」
「色々なところ。出会い」

 シュテファンは、イトの言葉を繰り返す。

『おや、これは彼の興味を引いたみたいですね。彼は騎士として有能ですからね。力だけのカークと違い、色々役に立つと思いますよ』

「私は殿下の護衛ですから。殿下の行くところにはついて行きます。この地を離れる許可は陛下からいただきますよね?」
 
『許可?そんなものが必要なのかい?』
『ああ、そうでした。大丈夫です。イトさん、私が弟に手紙を書きますから。シュテファンには大丈夫だと伝えてください』

「勿論だよ。許可は取る」
「それなら私に異存はありません」

 ウィルマーの見立てと異なり、シュテファンは旅への同行を承諾した。

「あの、ウィルマー様。わ、私はどうなりますか?」

『ジュエリーは必要ないと思いますけど』

 イトがジュエリーを連れて行くと伝えると、ウィルマーは難色を示した。
 同時に彼女はついてこないだろうと。
 ジュエリー・シルバン。男爵令嬢で、王宮で侍女として働いていたが、玉の輿を狙って色々な男を口説いていたら、たまたま婚約者がいる男に当たってしまい、問題が大きくなり、左遷。
 左遷で済んだのは、男が伯爵で、懇願したからだ。
 左遷先が王兄と知り、ジュエリーはウィルマーに的を絞って、毎日彼に色仕掛けしていた。
 草食タイプのウィルマーだが、男である。色気ムンムンのジュエリーに迫られるとやはり色々感じ入るものがあり、彼は彼女を苦手としていた。しかし、解雇すると彼女の行き先がなくなると思って、距離を置くのにとどめておいた。

『ジュエリーさんは可愛いと思うけど』
『そうですけど。私は子を持つつもりはないですから』

 イトはウィルマーが単にめんどくさいという理由で王位を弟に譲ったわけじゃないと思っていた。だが、彼女が触れていい問題ではない。
 なので、そのまま聞き流した。

「ジュエリーさんがついてきたいと言うなら、一緒にどうだい?諸国漫遊するつもりだから色々楽しいよ。きっと」
「……ついて行きます」

 ジュエリーの心情はよくわからない。
 彼女はしばらく考えた後、答えを出した。

『行くんですか』

 ただ、ウィルマーは不満そうに心の中で愚痴っていた。

 こうして、イトと護衛二人、侍女一人は世直しの旅に出ることになった。
 
 ☆


「ひかえ、ひかえ、この紋章が目に入らぬか」

 格さんこと、カークが背中にしょっていた袋から盾を取り出し、領主やその腰巾着、護衛たちに見せつける。
 その盾は、王家の紋章が入ったもので、代々王族に伝わるものだった。
 印籠みたいなものが欲しいとウィルマーに相談したところ、弟である王に掛け合い、手に入れたものだ。世直しの旅については、王に許可をもらっていた。
 ウィルマーと現国王の関係はよく、弟である国王は兄によく懐いていた。だから、兄の願いを叶え、彼は王になった。

 盾を表に出したカークはいわゆるドヤ顔だ。
 シュテファンは少し恥ずかしそうにしている。

『私も正直すこし恥ずかしいな』
『意外に照れ屋さんなんだね。ウィルマーさんは』

「そ、それは、王家の紋章……」
「この方は、国王陛下の兄君の、ウィルマー・タイバーン殿下であらせられるぞ。控えよ!」

 カークはドヤ顔のまま言い放つ。
 しかし、ショックから立ち直った領主たちの動きは早かった。

「そ、そんな薄汚れた者が王兄殿下であるなどありえない。嘘に決まっている。ええい、王兄殿下など出まかせに決まっている。その紋章だって偽物だ。邪魔だ。皆殺しにしろ!」

『効果はなかったじゃないですか。イトさん』
『予想通りだよ。ウィルマーさん。安心して。まあ、あんたも知っているじゃないか』

「ギャバリン様!だめです。兵士たちが使い物になりません!」
「なに?」

『ジュエリーがよくやってくれたようですね』
『ほら、ジュエリーさんはすごいんだよ』

 領主ギャバリンが呼ぶ予定だった兵士たちは、皆腹を抑え、床を転げ回っている。中には間に合わず汚いものを振り撒いている者たちもいる。

「たかが三人!やってしまえ!」

 ギャバリンの護衛たちは、ジュエリーが差し入れしたお酒や食べ物を口にしていなかったようだ。おおよそ十人の護衛たちはギャバリンと腰巾着を守るようにして、イトたちに剣を向ける。

「カークさん、シュテさん、やってしまいなさい」
「はっ」
「はい」

 二人は頷き、小剣を構えた。
 左遷された二人の力量は確かなもの。
 しかも旅の間に二人は山賊を相手にしたりして、実践経験もつんできていた。
 ものの数分で、十人の護衛は戦闘不能になり、逃げ出そうとした領主たちは捕えられた。
 
 こうして、ギャバリンが治めていたカルメラー領地に平和が戻った。異常に高い税金、腐った役人たちはギャバリンと共に裁かれ、領が落ち着くまで王宮から役人が派遣されることになった。
 それを見送り、イトたちは再び旅に出る。

 イトたちは、その後も領主の不正を正し続けた。そのうち、イトたち一行は噂になり、世直し王兄と呼ばれるようになった。

 一年後、イトたちは旅を終え、戻ってきた。

「長い間ありがとうよ。今日はゆっくりしてもらってかまわないから」

 一年、ウィルマーと共に過ごしたイトにも変化が訪れていた。
 王兄らしく振る舞えるようになり、ウィルマーにも驚かれていた。
 屋敷に戻ってきたイトは、カークたちに休みを伝える。心配そうな彼たちに王宮から別の護衛にきてもらっているから、ゆっくりするようにと伝える。
 一年の間、カークたちとも四六時中一緒に暮らし、苦労を共にした。
 野宿することもあったり、揉めることもあった。
 それもいい思い出だ。

『ウィルマーさん。楽しかったよ。最高の贈り物だったよ』
『私こそ、本当に楽しかったです。国民のことをよく知ることができて、よかった。私は随分王族の義務を放棄していたことも理解できました。国民の税で生活が成り立っているのに、大切なことを忘れてました』
『そうかい。それはよかったよ。私がいなくなっても、時たま世直しの旅に出かけてくれないか?』
『勿論です。でも、イトさん。あなたがいなくなってもっていうのは、違いますね』
『どういうことだい?』
『神様から一年体を貸すように頼まれたのですが、その際にもう一つ言われていたことがあるのです。もし憑依する魂を気に入れば、同化してくれないかと。あの時は、とんでもないと思ったのですが、今ではいいかなと思ってます』
『ウィルマーさん。それはいけないよ。私はもう十分だよ』
『あなたは十分でも、私はなんだか寂しいのです。魂が元の体から離れ、一年たつと消滅してしまうそうです。だから、あなたには一年しか期限がなかった。だけど、私と一緒にこれからも生きてみませんか?』
『一緒?いやいや、あんたに悪いよ』
『悪くなんかありませんよ。あなたと出会って、こうして、ずっとわからなかったものがわかった気がしたのです。満たされない気持ちもなくなりましたし』
『それは、カークさんたちと旅をしたからだよ』
『それもあります。だけど、あなたの存在が大きいのです。イトさん、一緒になりましょう』
『ウィルマーさん。照れる言い方するねぇ』
『それ以外に言い方が浮かびません』
『あんたがよければ私はそうさせてもらいたい』
『じゃあ』
 
 それまでイトはウィルマーの存在を声でしか感じることができなかった。
 しかし、今は目の前に彼の姿が見える。
 ふと気がつくと、イトはウィルマーではなく、元の漢原(かんばら)イトの姿に戻っていた。しかも死ぬ前ではなく、彼女がうら若き乙女だった頃の姿だった。

『神様も粋なことをする』
「これが、イトさんの本当の姿なんですね」
『いいや、本当っと言っても、何十年も前の姿だ』
「それでも、本当のあなたであることには変わりない。あなたと出会えてよかった。私と一緒になってください」
『はい。喜んで』

 それは、イトが五十年前に言いたかった言葉だった。
 夫は、彼女と結婚する前に死んでしまった。
 結婚式を控えた数日前、事故で亡くなってしまったのだ。

 ウィルマーがイトの手を掴み、そのまま引き寄せ抱きしめる。

「イトさん、これからも一緒に生きましょう」
『よろしく』
 
 彼女の言葉はウィルマーの中に溶け込む。
 人払いされた部屋の中で、イトの姿はどんどん薄くなり、消えていった。

「……私はウィルマー。だけど、イトさんでもある」

 会話することはできなくなった。けれども彼女の存在は確かに傍にあった。彼には二つの選択しかなかった。イトが消えるか、自分の中に取り込むか。
 彼女が消えるのは耐え難く、取り込むことを選んだ。

「願わくば、次の人生では別の人間として会えますように。共に死んで、共に生きよう。そうだよね。イトさん」

 答える声はない。
 だけど、ウィルマーはイトが頷いた気がしていた。

(了)


 
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