イチゴチョコレートの彼

出会い

エピソードの総文字数=501文字

電車待ちの並び列 ── ドアごとに何味のチョコレートか決められていて、持っている人のみが先頭につくことができる ──
2018/08/08 18:42
(まあ、面倒だしチョコレート代もバカにならないし。持っていない人が大半なんだけどね。私も持ってないし。)
2018/08/08 18:44
ある日のことだ。
2018/08/08 21:04
(今日は何分のチョコレート電車に乗れるかな。


…あ。良い匂いがする。なんの匂いだろう。)

2018/08/08 21:02
(…イチゴチョコレートの匂い…?

ああ、目の前の男子高校生か。)

2018/08/08 21:04
彼女は匂いにつられて、チョコレート電車への乗り換えの時にふらふらと彼についていってしまっていた。
2018/08/08 21:12
あの…。食べます?
2018/08/08 21:06
え ?
2018/08/08 21:07
違っていたら申し訳ないんですけど…。

電車の中でお腹ならしてこっちの方見てたし…。


…これの、せいですよね?

2018/08/08 21:09
やっぱり。
2018/08/08 21:11
え ?
2018/08/08 21:13
やっぱり、イチゴチョコレートだったんだね。
2018/08/08 21:13
え…はい、そうですけど…。
2018/08/08 21:14
いや、うん。

いい匂いするなと思って。

お腹なってたのは気づかなかったけど…。

2018/08/08 21:15
本当に、いいの?
2018/08/08 21:16
はい。


それに、ちょっとでも手に持っていれば後ろの人達も納得しますから。

2018/08/08 21:16
!?
2018/08/08 21:17
(やってしまった…。まだ慣れていなくてこの乗り換えの時の決まりすっかり忘れてた。)
2018/08/08 21:18
(チョコレート持ってないのに普通に並んじゃった…。)
2018/08/08 21:19
…ありがと。
2018/08/08 21:19

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