第1話

文字数 7,876文字

 独裁者装置というものがある。それは一つの簡単な装置で、構造は比較的単純である。脳のある特定の記憶領域にアクセスし、「見たくない」と思っていた光景を削除するのである。その辺のソートの仕方は、完全に自動化されている。本来人が「見たくない」と思っていた光景は、ある特定の部位に保存されるからである。まあ記憶のゴミ箱、とでも呼べばいいだろうか。その中にだって必要なものは混じっている。しかし不必要なものは・・・不思議な周波数を発しているのだ。それをキャッチし、我らが「独裁者装置」はその記憶をデリートする。以上。終わり。


 そこまで画期的な発明、というわけではない。そもそもそういった記憶の取り捨て作業というのは、人間が古来無意識に(おこな)なってきたことなのである。というのも、見た光景、聞いた音、そして嗅いだ匂い・・・といったものたちを、

正確に記憶していたら意識が持たないからである。我々は自分に都合の良いように世界を解釈し(あるいは自分自身を、そして人生そのものを・・・)、やがて狭い世界観の中で死んでいくのである。それは今さら私がどうこう言ったところで変わる流れではないのだろう。


 それでもなお「独裁者装置」の需要はあると踏んでいる。というのも明らかに世界観がおかしくなってしまった人間、というものがいるからである。それがただの一般の精神病者ならさほど問題はないのだが・・・一人の国家を代表する責任者だったらどうだろう? 彼あるいは彼女は強大な権力を有している。まわりにはイエスマンばかりが集まっている。ボタン一つで、核爆弾を発射させることもできる。都合の悪いことをもみ消すことなんか簡単だ。あったことをなかったことにし、なかったことをあったことにすればいいのだ。真実を知っている人間は適当な罪をでっち上げて消せばいい。あるいは追放するか。馬鹿な一般国民には真実らしい嘘の情報を流せばいい・・・。


 そのような人間がいたとする。これはあくまで仮定の話ではあるのだが・・・。側近たちは彼(ここでは男と仮定しよう。60代後半くらいの、男の指導者だ)が半ばおかしくなってしまっていることを悟っている。ついこの間まではそれなりに明晰な判断を下すことだってできたのだ。たしかに「倫理的」とは言い(がた)かったけれど・・・。


 そのときに専属の医者が――彼には専属の医者がいるのである。もちろん。貴重な人間だから・・・――「検査をする」という名目で、彼に例の独裁者装置を付ける。独裁者装置はヘルメットみたいなもので、たくさんの線がコンピュータに繋がっている。脳波を測定するんですよ、と医者は彼に説明する(それはあながち間違いではないのだが)。「早くしてくれよ。俺は忙しいんだから」と文句を言いながらも、最近原因不明の頭痛に悩まされていたため、独裁者は渋々(しぶしぶ)検査を受けることにする。それらしいクラシック音楽を流し、彼をリラックスさせる(まあそんなことは所詮無駄な試みであるのだが)。医者は実は人間の精神の病理的な側面に非常に奇妙がある。心底この独裁者を憎んでいたが、一方では「観察対象」としてここまで魅力的なクライアントもいないだろうとも思っている。人間としての彼ではなく、科学者としての彼が勝利を収めていた。この男を徹底的に研究してやろう、と彼は思っている。


 この男にはたしかに生来のリーダーシップが備わっていた。自分で方向を決めることのできない人々に方向を与え、自分で自分の欲求不満を解決できない人々に、その()け口を与えた(それは大抵コミュニティーの外にある)。

。それが独裁者たちの常套手段だ、と医者は思っている。遥か昔から変わらない。民衆にファンタジーを見せるのさ。それがある程度うまくいくと・・・根強い人気を獲得することになる。なぜなら彼らの「聞きたいこと」を理路整然と、自信を持って、述べることができたからだ。実際に経済成長も促進された。それは事実だ。たしかに。


 一方で人間としての底の浅さはいかんともしがたい。結局その影響が現れてくるのは数年後だ。なぜなら人間はただ生きているだけでは足りないからである。この男も、民衆も同じように。医者はそのことをちゃんと知っていた。ある種の中毒症の患者は常に自分自身と向き合うのを避け続けている。それはまあこの男も一緒だ。数字にしがみつき、権威にしがみつき・・・結局は中身は空っぽだ。

空っぽなのだ。この男があの世に行ったときにどんな顔をするのか見てみたいものだ、と医者は思う。自分の権威が地上のものでしかなかったことを知って、心底驚くのではないだろうか? まあそんなのは想像に過ぎないのだが・・・。


 しかしまあごく公平に言わせてもらえれば、民衆や、側近たちにだって問題はあったのだ。盲目的にこの男に従ってきてしまったのだから。そういう点で言えば、この男がやったのは彼らの内なる願望に、適切な言葉を与えただけではないのか、と思えなくもない。見たいものを見ること。見たくないものを見てしまった場合には、都合良く誰かのせいにすること。人生に対するフラストレーションの責任を取らないこと。自分たちは善良な人間なのだと信じること・・・。


 医者は考えれば考えるほどこの男が(あわ)れになってきた。もはや憎らしいという気持ちさえ起きない。今は一時的に眠っているが(内服薬に睡眠効果のあるものを混ぜたせいだ)、起きたらまた地上を彷徨(さまよ)い始めるのだ。いっそこのまま殺してしまうのが一番手っ取り早いのかもしれない、とふと思ったりもする。でも駄目だ、と彼は思う。こいつは身辺に帰依(きえ)者たちのボディーガードを配しているし(実際に今この場にもいる。端の方に5人ほど。おっかない奴らだ)、私が手を下したと知られれば、自分だけでなく家族もまた殺されるだろう。理由なんてなんだっていいんだから・・・。


 もちろんそれだけでなく、科学者としての好奇心というものもあったのだ。このような病的なパーソナリティーを救う――少なくとも苦痛を減らす――ことができたなら、それは一種の成功ではないのか? もちろんこの国のサイレントマジョリティーは――彼はそういった層が確実に存在するはずだと信じていたのだが――(こと)を穏便に済ますことを望んでいるはずだ。暗殺とか、革命とか、そういった危険でリスクを(はら)んだ解決策ではなくて・・・もっと科学的で、穏やかな・・・老人に優しい別の現実的な妥協案・・・。


 彼は「独裁者装置」のスイッチを押した。脳波を測定し・・・この男の見たくなかった記憶をデリートする。彼は完璧な男になる。彼は健全な国のリーダーになる。悪いことはもちろん全部外国の責任だ。彼は永遠に生き続ける・・・。


 夢の質が変わったことが分かる。彼の表情が苦しそうなものに変わっている。

、と医者は思う。でもまだだ。もうちょっとで・・・消去が終わるのだから。


「・・・すごく良く眠れたよ。異常はなかったんだね?」と独裁者が言う。


「今のところは見つかっておりませんが」と医者は言う。「もう少し詳しく調べてみないと・・・」


「ハッハ」と快活に独裁者は笑う。「大丈夫だ。200歳まで生きられそうだから。それくらいスッキリした気分なんだ。ほら、今から仕事をしなければならない」


「ええ。もちろん。それは・・・」


 彼はそのあとすぐに倒れる。何の前触れもなく、バタンと。なぜかは医者はよく知っている。なぜなら

退

だ。この世で見たいものだけを見て、考えたいことだけを考えている状態というのは・・・実はあまりにも退屈なのである。人間の意識はそれに耐えられない。どこにも発展の余地がなくなってしまうからなのだ。彼は独裁者に新しいイメージを用意する。意識をかろうじて明敏に保っておくためだ。精神のバランス棒のようなものだ、と彼は思っている。自分に向き合いたくない者は、その言い訳を必要とするのだ。自由なんてこいつは求めていない、と彼は思う。求めているのは・・・。


」と彼は独りごちる。




「これは仕方のない決断だったのです」と独裁者は国民向けのテレビ演説で話している。「しかしあちらが攻撃を仕掛けてきたら、こちらは攻撃をし返さないといけません。なぜなら身を守らなければならないからです。そしてあいつらときたら・・・」。彼はそこで悲しそうに首を振る。「彼らが核兵器をちらつかせてきたとしたらどうでしょう? 彼らがテロリストの集団を送り込んできたらどうでしょう? 皆さんはそのまま黙ってやり過ごしますか? 自分たちの領土が侵されているというのに? いやいや。私にはそんなことはできっこありません。私には皆さんを守る義務があるのです。今ここにスイッチがあります。これは核兵器を発射するためのスイッチです。我が国の半分以上の核兵器を敵国に送り込むことができます。事前にですな、こういったシステムを準備していたのであります。それで・・・いやいや。私は決してこんなことはしたくなかった。しかし現実というのは()(なま)(ぐさ)いものごとで構成されています。私たちは綺麗事だけを言って済ませることはできないのです。あいつらが攻撃を仕掛けてきたとしたら、こちらもまた攻撃をし返さないといけない。これはルールのようなものです。国際法のルールです。私たちの中に悪はありません。悪は常に外にあるのです。皆様の魂に平安が訪れますよう・・・」


 彼はそこで躊躇(ちゅうちょ)なくスイッチを押した。


 一人の男の絶望にすべての国民が巻き込まれてしまったわけだ、と医者は思いながらそれを観ていた。独裁者は本当に死んでしまおうとしていた。彼にはそれが分かった(「絶望」というものは一種のフィクションに過ぎない、と医者は常々(つねづね)考えていた。人間の中に潜む、ある種の願望を具現化したものに過ぎないのだ、と。それは「今ここですべてを終わりにしてしまいたい」という願望である。彼自身の中にすらそれは存在していた。しかし生きている精神には確実に穴が存在していた。医者はそれを知っている。穴の中を通って、何か生きたものが――通常は、だが――通り抜けていく。それが一種の「希望」を与える。あるいは希望とまではいかなくても、それに似た何かだ。生きていることだってそれほど悪いことじゃないじゃないか、と思わせるような何かだ。しかしここまで自分の世界観を閉じてしまうと・・・それは一種の絶望だろうな、と彼は思う。どこにも救いの予兆というものが感じられない。なぜなら彼は偏見に(から)め取られているからだ。本来誰かが助けの手を差し伸べられればいいのだが・・・ここにいるのはイエスマンばかりだ。本当の魂の自由を信じている人間なんて、一人もいない・・・)。


 独裁者は今完全に演技の中に入り込んでいた。自分が「善」の(かたまり)であると、自分自身ですら信じ込んでいたのだ。もし意識というものが生まれなければ、と医者は思って観ている。そもそも他人を傷つけるようなこともなかったのに、と。


 世界は崩壊を始めていた。独裁者が独断と偏見で核ミサイルを発射したために、敵対する諸外国も保有する核兵器を残らずこの国に発射し始めていた。そのうちのいくつかは撃墜されるだろう。でも全部は無理だ。かなりの多くの部分が人々を殺す。そして、直接殺さなかったとしても、放射能がじわじわと人間たちの生命を奪っていくことになる・・・。


 独裁者は自殺しようかどうか考えていた。そこで医者を呼んだ。「なあ」と二人きりの部屋で彼は訊いた(彼が誰かと二人きりになるのはすごく珍しいことだった。今はボディーガードたちも部屋の外に出されている)。「どうして人は生きなければならないんだと思う? 死がすべてを解決するとは思わないか?」


「私は」と医者は自分の意見を述べた。「人は何のためでもなく生きているのだと思いますね。ほとんどの場合、ということですが。民衆はただ

生まれてきて、ほとんど何も理解することなく、そのまま死んでいきます。ええ、あなたがよく知っていたように、ですね。彼らは本来生まれなくてもよかった生き物たちなのです。なぜなら・・・自分の頭というものを使えないからですね。その代わりに、あなたが彼らに方向性を与えてやった。私はそれは正しいことだったと思っていますよ」


「でも全員死んだ」と独裁者は言う。


「まだ死んでいません」と医者は言う。「これから時間をかけて死んでいくでしょうがね。でもこれだって運命の先取りだと思えば大したことはないわけです。いずれにせよみんな死にます。あなたはその運命の日取りを早めたに過ぎない。ノーベル平和賞でもあげたいくらいですね。実のところ」


「あんたは・・・本当にそう思っている?」


「ええ」


「だとしたらどうしてもっと早く死んでしまわなかったんだ? 自殺すればよかったじゃないか?」


「私には好奇心があります」と医者は言った。「それが私の特徴ですね。今ここにかなり特異な研究対象がいるとします。私はその研究対象がどのような反応を示すのか、心底興味があるのです。自らが作り上げたシステムに、適応するのか。それとも反発するのか・・・」


「それはどういう意味だ?」と独裁者。


「私はあなたにイリュージョンを見せるシステムを構築したのです」と医者は種を明かす。「〈独裁者装置〉というものです。あなたは・・・いささか精神を病んでいましたからね。国民を守るために、見たくないものは見えないようにしたんです。実は諸外国は我々よりもずっと繁栄しています。そして我々の国民ときたら・・・。政府関係者は腐敗し、汚職が蔓延(はびこ)っています。権威主義的な体制の中で、有望な若者たちは次々に国を逃げ出している。軍事力だってひどいものです。核兵器があったからまだ良かったものの・・・その指揮系統はお世辞にもまともとは言えません。本当に前近代的なものです。あなたは優秀な人材を登用したと思い込んでいる。でもトップにいるのは役立たずばかりです。あなたに好かれることしか考えていない。みんなで狭い箱に入り込んだようなものだったのです」


「君は自分が何を言っているのか分かっているのか?」と独裁者は言う。顔が怒りで赤くなり始めている・・・。


「分かっていますよ」と飄々(ひょうひょう)とした口調で医者は言う。「私はもはや自分の命は惜しくはありませんからね。いいですか? 私はあなたにイリュージョンを見せ続けていたんです。ついさっきまでは、ということですが。でも

、ということに気付きましてね。人間というものは、どうしてかは分からないのですが、やはり心のどこかでは真実を欲しているものらしい。幻想だけを見ているとね、心がこう・・・腐っていってしまうのです。私はさっき装置を外しました。そしてその間に・・・あなたは絶望に駆られ、核兵器のスイッチを押してしまったのです。ええ。いいですか? これは現実です。全部現実です。あなたはいずれ死にます。早ければ数日以内に、ね。ここも狙われていますよ。シェルターに逃げ込んだ方がいい。まあ遅かれ早かれ食糧も底をつきますがね。あなたは歴史に名を残した偉大な人物になった。なにしろ民衆を救ったのだから。そもそも人間の意識なんて生まれてこなければよかったのです。あなたは原初の混沌に、すべてを戻したに過ぎない」


「私はお前を殺してから自殺する」と独裁者。隠し持っていたピストルを構えている。まっすぐ。医者の(ひたい)を狙って。「もう決めたよ。俺はすべてを良くしようと考えていた。それで能無しの奴らの代わりに、頭を使って考えてやっていたんだ。でもその結果がこれだ。まったく。君は少々傲慢過ぎると私は考える。そうは思わないかね?」


「私は真実を追求しているだけです」と医者は言う。「たとえそれが都合が悪かったとしてもね。あなたみたいに目を逸らしたりはしない」


 パン、という音が鳴り響いて、医者の額に穴が()く。医者は笑っている。ハハハハハ、という不気味な声が(こだま)する。独裁者はあと5発続け(ざま)に撃った。パンパンパンパンパン。顔にも、胸にも命中した。医者はまだ笑っている。ハハハハハ、と。血が口から噴きこぼれてくる。バタンと倒れる。それでもまだ笑い続けている。ハハハハハ、と。


 (あわ)れなものだ、と独裁者は思っている。かつては優秀だったが、今ではただの死体だ。そして彼の頭を靴で蹴飛ばす。笑いはようやく()んでいる・・・。


 そのとき視界がぐらりと揺れる。激しい頭痛がやってくる。彼は床に(うずくま)り、かろうじて意識を保っている。なんだ、と彼は思う。今何が起こりつつあるんだ?


 突然視界の真ん中に穴が()く。真っ黒な穴だ。小さなコインと同じくらいの穴・・・。彼はじっとそれを見ている。というか、

彼をじっと見ている。また視界がぐらりと揺れた。ザー、という雑音がやってくる。まるで映画を観ているみたいだ、と彼は思っている。果たして、これは、現実なのか・・・?


 一度目を閉じ、目を開けた。彼はベッドの上に(あお)向けに横たわっている。どうやら病院のようだった。例の医者の顔が見える。彼はニヤリと笑っている。

、と独裁者は思っている。医者は指を一本、口の前に立てて、しぃっという音を立てる。しゃべらないでください、という意味らしい。こいつは、何を、私の身体に・・・?


 次にやってきたのがお花畑の光景だった。突然、場面が変わったのだ。彼はそこに全裸で横たわっている。鳥がやって来て彼の身体を(つつ)き始める。まだ死んじゃいない、と彼は思う。だから、こんなことは・・・。


 そのあとで崩壊していく世界の光景がやってきた。モクモクという核爆弾の雲。放射能汚染。逃げ惑う人々。そして死ぬ人々・・・。俺は何をやってしまったのだろう?


 また視界が変わる。再び病院。例の医者の顔が見える。「お前は、装置を使ったのか?」と彼はなんとか言葉を絞り出す。医者はニヤリと笑う。


「全部夢です」と彼は言っている。「現実なんか存在しません。全部装置が見せた夢だったんです。いいですか? 私はここにいません。あなたもここにはいない。だから眠っていたらいいんです。なんにも考える必要はない。そうすればいずれ原初の混沌に戻っていくことができます」


「お前は・・・」


「あなたは世界を救ったんです。なにしろ人々はもう何も考えなくて済むのだから」


「世界は・・・」


「世界は(ほろ)びました。すでに」と医者は言う。「あなたの脳みそが残っているだけです。いいですか? 

夢だったんです。あなたは独裁者ではなく、ただの一人の人間です。そのことを考えた方がいい」


「私は・・・」


 そこでまたお花畑。いや、お花畑は燃えている。全部、燃えているのだ。その中に彼の――独裁者の――死体が横たわっている。肉は燃え、溶けて、やがて白い骨だけになる。彼の視点は、少し浮いた地点からそれをじっと眺めている。だとすると・・・俺はいったい何だったんだ? と彼は思う。そのあたりで目が覚めた。



 自室のベッドだった。どこまでリセットされたのか、彼にはまったく分からない。ボディーガードに訊く。「世界はまだ存続しているのか?」


「世界は存続しております。大統領」と彼は言った。そのときその男が例の医者であることに気付いた。「少なくともこの部屋の内部においては」と彼はニヤリと笑いながら付け加えた。

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