第1話:冒険者学校

文字数 804文字

はるか昔に、神々の時代が終わりを告げた。なぜかというと神々の内戦により神たちの半数以上が死んだからである。そして、生き残った神たちは死んだ神々の魂を使って猿の魂の融合させて現在の人間に至った。だが、その人間の中でも差が生まれた。最も魂の融合量の低かった人は一般人と呼ばれ、そして、融合量の高い人は適応者と呼ばれた。俺はこのごく少ない適応者の中の一人である。
「雄一、今日は冒険者学校の登校日でしょう。起きないと遅刻するよ、学校の初日だから遅刻したらまずいっていうことぐらいはわかってよ。しかも自分の妹より起きるのが遅いとはどういうこと?」と僕のお母さんが言った。
「わかったよ、食べながら学校に行くから。じゃあ行ってきます。」と俺はわざとこの会話を回避して学校に行った。

「やばい、やばい遅刻するよ」と俺は言いながら走って教室に向かったが間に合わなかったのである。
「はい、佐藤雄一君ですね。明日は遅刻しないようにしてくださいね。全員待っていましたよ。で今日は早速一、二時限目は実技講義なので恐怖森林ゾーンに行ってくださいね。そこで専門の先生が対応しています。」
「わかりました」と俺は言ってから恐怖森林ゾーンへ行った。

「君が佐藤雄一君ですよね」
「はいそうです」
「あ、よかった。やっと来たね、でこれから3年間あなたと同じパートナーとして活動する人を紹介するよ。」と言いながら先生は俺を一人の女の子のところに連れて行った。
「はい、この人が君と3年間活動するパートナーです。自己紹介して。」
「じゃあ、私から始めるわ。私の名前は河井真帆です。これからどうぞよろしくお願いします。」
「いえいえ、こちらこそよろしく、雄一と呼んでくれ。」
「よし、じゃあ自己紹介も終わったね、じゃあ今回の実技講義の内容を説明する。今日の目標は速さ勝負です。最も早く抜けたチームには最高評価をあげる。でははじめ。」

こうして俺の学校の授業が始まったのだ
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