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チャイムが鳴ったら
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第9話
文字数 187文字
「麻友、麻友、ごめん、麻友」
薄っすら瞼を開くと夏美が泣きながら謝っていた。
お姉さん座りをした夏美の太股を枕に私は夏美を見上げている。
「泣かないで夏美」
私がそう言うと夏美の目からは大粒の涙がハラハラとこぼれ、私に涙が降り注ぐ。
「うわーん。麻友、ごめん。嫌いにならないで」
しゃくりを上げながら夏美が謝る。
「泣かないで夏美」
「だって、織田に麻友が取られると思ったから…。うわーん」
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