第1話 対話「家族になる!?」
文字数 2,000文字
でも、ふたりで助け合い協力していくことで、事態を早く好転し解決していける、とも託宣があるし
なによりも今すぐ、幸せになりたい
世の中がこんなだから、濃厚接触も早急に求めてるつもりはない（ほんとは‥‥）
自分にとって幸せとは君と言葉を交わし、理解することだと感じている
わたしたちはベジタリアン（ビーガン）だし
あなたはたばこも吸ってるでしょ
話さんことにはなーんにも始まらん
君は未だになーんも言葉をくれとらん
第一、君たちは元気なの ?
でも、わたし‥‥
だから、2年近くも喚きながらも、我慢してきた
でも、もう、耐えられない
せめて、近況だけでも知らせてくれれば
それが最低限の願いだし、それくらいしてくれない ?
相手を見ているようで真実、自身を観ていたのかも
両者が所謂双子の魂か否か
それは互いの想い込みがどれ程強烈かによる、のではなかろうか
その多くは直に会ったことのない、SNSで関係を育み、男が同志として
感じている人々である
それらの人も彼にとっては［家族］である
皆、快く、様々な援助を施してくれた
その中には50万以上を融通してくれた人もいる
その方には10倍にしてお返しすると決めている
兎に角、仲間の温かな気持ち
それがとても有り難く日々感激している
それでいい
そのつもりだ
だから、互いの感ずること想うことを話し合って
どうしたら、上手くやっていけるかを探っていきたい
互いに抱えているものとかも
経済的なことは生活には欠かせないものだし
そんなことで互いが喧嘩して不仲になりたくない
でも、世間がこんなだから、君の言うような
濃厚接触を求めてなんかいない
ただ、遠隔でも話し合って、励まし合って
互いを助け合って想い合っていることを確認
出来たら、とっても嬉しいし幸せなんだ
（自分の言が男の言うように濃厚接触を示唆している
内容であることに気づき赤くなる）
諺を知ってる ?
それにすぐに生活を共に出来るとも想っていない
ただ、君と話が出来るだけで、とっても幸せなんだ
以前から、そのことしか求めていないじゃない（表面的にはね）
それに返済したいものもあるから、二人が物理的に離れていても
互いに励まし合って、それぞれお金を生み出せるようになれたら
よくなくなくない ?
もう君からの言葉を何も聞くことがなくなって２年が経とうとしている
これ以上、我慢しろと君は言うのかい ?
あなたからの心の籠った言葉はいつもわたしを
励まし元気づけてくれている
それなのに何も言葉を返すこともしてないのは
本当にごめん
許して‥‥
いつだって（野口五郎の『オレンジの雨の中』）
男は直近の眼の前の生活での幸せを念じている
女はシングル・タスクで一杯一杯の性質らしく
男は殊の外、マルチ・タスクであるらしい
一度復縁して、結局は別れ、ふたりとも現在は
別々に施設にお世話になっている
彼ら３兄妹は、父方の叔母に両親が大恋愛
だったと聴いて驚愕した
だが、今、想い起こせば、激しく愛し合い求め合って
いたので、あんなに激しく喧嘩をしていたのだ
相手からの愛を求めすぎるあまり、あのように
熱烈にコミュニケート（喧嘩）したのだ
「喧嘩するほど仲がいい」
上の諺は真実である
だから、君たちとどう生活様式が違い
何を大切にしているのかを知りたい
そしてできれば、こちらのことも理解してほしい
今、動画を視聴しているけど、恋愛に於いても
1番を選ぶことが大切、と言っている
まあ、なぜ、君なのかはおらあにもまったくわからんのだ、がね
（女は過去世・未来世もわかる能力を持っている
だから、彼女はなぜ二人が惹かれ合うのかも‥‥）
だが、男によれば、人々は各々、嘗て存在した人の
記憶をUSBメモリーに記憶させるように、複数の人
の言動を持ち合わせて生まれてくるのだという
まあ、実際に過去世というものがありそれを体験したのか
ただ、記憶として所持しているかは、現世を生きている内
では殆ど違いがある様には感じられない
