第1話

文字数 1,238文字

左翼と言われる人たちは、内側に心を向けることが苦手な人が多い。
人が内側から外側へ心を開いていく過程は、性欲と向き合って、その苦手意識を克服していく過程だと思う。恥ずかしさとか怖さ。そう言ったものを捨てていかないといけない。
新生保守と言われる人の多くは、精神的に童貞と処女を抜け出せていない。
日本社会とか、日本の教育はどんどん潔癖で洗練されていっている。その世界で普通に生きて、間に受けて物事を考えていると、おかしなことにはなる。
精神障害者が、この二十年で爆発的に増えたのは、心理的な恥意識や苦手意識を克服出来ない人が増えたから。
海外に視野を向ける。英語に興味を持つと言った外側への意識を向けないと、そこから抜け出すことは難しいと思う。
私の同級生の多くは、不良の世界に活路を見出して言った。
人の話を聞いても仕方ない。
内側に心を向けずに、外に心を開くということだけど、その人たちがグローバル時代のスタンダードになってると思う。
大人の多くは人の話を聞いていない。従っている。
それは欲望を優先してきたから。欲望を優先すると、人は従うしか無くなっていく。
奪い奪われた後の自由の末、手に入れるものが、従属なんだ。
人の話を聞くということは相互理解の後の合意を求めることだと思うんだけど、それを洗脳されている人たちの中に見出すことは難しい。心理的にレイプされ切っているのに、童貞処女を捨てられない。それが純粋無垢だ、障害者のアートだと賛美されているのを見るととても恥ずかしい。障害者の絵で、上手い絵って、沢山あるけれど、僕からすれば汚れ切ってるよね。なんでこんな上手いのか? それは汚れてるからです。間違いない。僕は障害者のアートだったら下手な方が好きだな。上手く書いたって面白くなければ仕方ないし、上手く生きたって面白くなければ全然意味がない。
歌が酷い。まともな性教育を教えていない。この二十年でまともに性教育を果たしてきた歌の多くは、剥き出しなんだ。それでいて聞き手がそれをわかっていない。比喩もなければ隠喩もなく、勢いとノリで押し切る。歌詞の内容は単純で、意味を皆理解していない。
「セックスしたい」
それだけだ、それ以上のことはなにも言っていない。
それだけじゃ、ないんじゃないかなあ? と言うのが歌だと思うんだけど。その後どうするのか? とか、その前もあったとか、その前とその後も一緒なんじゃないか? とか、ユーモアもないし、ただやりたいとそれだけ言っているのに、何故さっさと済まして、悟ろうとしないのか?
アドレナリンを放出して、ゲロのように吐き出すように歌があるならば、それを僕は聞きたいとは思わない。ウエッオエッグヘッ、それが精神障害者だ。ゲップは人前で平気でするし、室内で唾も吐くし、オナラもする。あくびもする。鼻くそまでほじる。なにもかも平気なのに、セックスだけは苦手なんだ。僕は真逆。分かり合うことはできないので、英語の勉強に通いたいんだ。少しは賢い人に会えるんじゃないかなあ?
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