なにじんやねん

文字数 620文字

せやろ?
うん、そうだね。あなたは博識だもんね
せやろ?
一緒に暮らしてはや2ヶ月。
あたしはせやろ恐怖症と戦っていた。
九州育ちで45年実家暮らしだった夫は行ったこともない関西訛りで話す。
お笑いが好きなのと九州の北の方どくとくの方言でもある、せやろ、ちゃうやろ、あーねー、しとんやろ、したらええやん。もうお腹いっぱいになってきた。
わたしは再婚。夫は初婚、できちゃった結婚ではないし子供は作らない。
十分な時間をかけて計画して実家をでた。
式、結婚指輪もなし。倹約家の夫が「指輪なんか普段邪魔でつけんし必要ないやろ?」と言ったから。「せやせやいらんいらん!」つい言ってしまった。
シロさんとケンジみたいに指輪で絆を確かめたかった。最初の結婚の時の指輪は喧嘩中に相手に投げつけてあれきりみてない。しょうもない男だったけどあたしはそれ以上にしょうもなかった。

ところでいよいよ働かないとダメなようだ。理想はでかすぎる。ケチなくせに散財しがちで預金はカツカツ。これはわたし。さて、Z世代のかわゆい女子に転生するか憑依して、イケナイおじさんにツバ売ってパンツサワサワさしたったろか。
パパ活とは昔の援交か?いつの時代もハリのある肌には価値がある。
生命力あふれる若者のエネルギーとやる気をもらう。あたしユリではないが若い女子がすきだ。触りたい日くらいまぁまぁ普通にある。
それで、どこか近所に体を貸してくれるできればあまりすれてないかわゆい女子はいねがー!泣く子はいねがー



ワンクリックで応援できます。
(ログインが必要です)

登場人物紹介

登場人物はありません

ビューワー設定

文字サイズ
  • 特大
背景色
  • 生成り
  • 水色
フォント
  • 明朝
  • ゴシック
組み方向
  • 横組み
  • 縦組み