第3話
文字数 452文字
ユウイチは、1時間しかカラオケボックスで、歌うことしかできず、そして、店員さんの顔を観て、そのまま、すぐに東海道新幹線のぞみ号で、大阪へ帰った。
自分は、楽しかったとも思ったし、馬鹿だとも思った。
東京駅で、ユウイチは、自分は、馬鹿だと気がつきながら、大阪へ帰った。
次の日、ユウイチは、バイト先の店長と親と恋人のアヤナに、正直に言って、こっぴどく怒られた。
だが、ユウイチは、「この人たちは、俺を心配している」と気がついた。
暫くして、
ユウイチは、
「東海道哀しみ抱えて東路へ帰り路には楽しみ抱えて」と、地域の短歌雑誌に投稿したら、入選した。
十返舎一九『東海道中膝栗毛』の弥二さん喜多さんも、狂歌を詠んでいたが、「命がけだったんだ」と、ユウイチは、自分の愚かさに気付いた。その日以来、そんな愚かなことは、やめようとと思った。
それからしばらくして、ユウイチは、コンビニの会社で、正社員になった。
そして、広報課で仕事をしている。
アヤナを、妻に迎えて、子供と、電車めぐりをしているようだった。<終>
自分は、楽しかったとも思ったし、馬鹿だとも思った。
東京駅で、ユウイチは、自分は、馬鹿だと気がつきながら、大阪へ帰った。
次の日、ユウイチは、バイト先の店長と親と恋人のアヤナに、正直に言って、こっぴどく怒られた。
だが、ユウイチは、「この人たちは、俺を心配している」と気がついた。
暫くして、
ユウイチは、
「東海道哀しみ抱えて東路へ帰り路には楽しみ抱えて」と、地域の短歌雑誌に投稿したら、入選した。
十返舎一九『東海道中膝栗毛』の弥二さん喜多さんも、狂歌を詠んでいたが、「命がけだったんだ」と、ユウイチは、自分の愚かさに気付いた。その日以来、そんな愚かなことは、やめようとと思った。
それからしばらくして、ユウイチは、コンビニの会社で、正社員になった。
そして、広報課で仕事をしている。
アヤナを、妻に迎えて、子供と、電車めぐりをしているようだった。<終>