2020年9月7日《引越し完了》

文字数 881文字


あの日、忘れもしない。
なんの衝動なのか、いや、ずっと考えつづけていたこと。正確にいえば、そうしたかった。
ややこしい、そんな話、
とにかく仕事を辞めることにした。そして、
コロナ禍の真っ只中に再出発、引っ越しを決意した。


ーーのはずが、仕事を退職すると、部屋が借りれない! そのことを痛いほど思い知らされた。
ショック! ダブルパンチを思いっきり食らった。


そして、なんだかんだあれやこれやでまた復活し、ついに9月7日新生活がはじまり、鎌倉に住んでいる。
職場まで通勤時間電車&送迎バスも(諸々)含めて約2〜3時間ほど、睡眠4時間とれるかどうか。そんな生活を送っている。
チャリンコもなく、駅までの道、買い物もひたすら歩き続ける。
環境の変化と夜勤生活と、幸いなのか早朝のまだ軽いラッシュだけの通勤を繰り返す日々。
コロナで引っ越して、この後はどうするんだろう? 考えてるはずもない(笑)
そんな頭のいい人間なら今頃、とっくに作家デビューしてるはず。
頑張るしかない、倒れても蹴躓いても、喚きながら、泣きながら、必死でやるしかない。
誰もたすけてなんかくれない、
だけど生きていく、コロナにならなかった分、運が良いんだ! 
だけど、誰かと争ったりしちゃうよ、
わかってはいても、弱すぎるから。
目の前の現実が思い描いた理想よりもダメすぎても、
ほんとに望んだことが叶ってなくても、
ぜんぶが裏目に出て、余計、自分を混乱させていても、生き方が下手でしかたなくても、
それでも、生きてるってことが、
やっぱり神様に守られてるってことだと思うから。
高尚なことなんて、ほんとはこれっぽっちも考えてやしない、まるっきりの凡人で生きてるだけ。
だけど生まれた以上はこの身体を、自分を守る義務がある。
「この世界でたったひとりしかいない自分を傷つけないように、ちゃんと守ってあげてね」
だれかにそう言われてる気がするから。
自分と自分が手を繋いで生きていく、明日も明後日も、しっかりとね。
生まれた地球の上でね、やさしい地球の上で、ちゃんと生きていくから、心配しないで!
コロナでもちゃんとがんばった! っていえる自分になるから。
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