企画書
文字数 1,224文字
【企画名】
『来たれ、寄席ブーム!』
【概要】
古くから国民に愛されている興行小屋「寄席」を題材にしたトークノベル企画です。
漫才や落語を扱った小説・漫画等は数多く存在しますが、寄席そのものをテーマにした作品でヒットしたものは特に見当たりません。
漫才ブーム、落語ブームに続く[寄席ブーム]を世に巻き起こすような作品を目指します。
【作品タイトル案】
『よせ♡ラブ』
『寄席レボリューション』
『もしイマドキ女子たちが寄席を始めたら』
【あらすじ】
大阪生まれ大阪育ちの神楽マツリは親の仕事の都合で東京にある天満高校に転校してきた。
この機会に何か新しい事をしようとマツリは部活探しを始める。
幼い頃から笑いの地である大阪で過ごしてきたマツリは、天満高校に『お笑い部』が存在するのを知り興味を示す。
お笑い部の部室を訪れたマツリだが、部員は成宮カエデと飛鳥ユカリの二人だけであるという現状に愕然とした。
さらに、挨拶代わりにと見せられた漫才はお世辞にも笑えないものであった。
マツリはこんなのはお笑いではない!と一喝する。
笑いの厳しさや深さ、歴史などを二人に語り始めるマツリ。
すると、その中でマツリが発した『寄席』という単語にカエデが反応した。
「その『よせ』ってゆーのやってみようよ!」
その言葉にマツリは驚く。
「寄席やるってわけわからん…。芸人は…場所はどうするん…?席主は…??」
ユカリが言う。
「他がやらないような事をやるのは面白そうですね。細かい事はよくわかりませんが、芸人さんは募集をかけて集めてみれば宜しいかと。場所はそうですね…体育館などを借りればいいんじゃないでしょうか?席主は神楽さんがやれば良いと思います。」
マツリは目を丸くして叫んだ。
「ウチが席主ぅぅぅぅぅぅ!!?」
ーー普通なイマドキ女子たちの寄席ライフが今、始まろうとしている!!!
【企画の強み】
歴史ある大衆芸能と美少女学園モノの組み合わせでありますから、幅広い年齢層からの支持が見込まれますし、海外受けも良いでしょう。
また、トークノベルの特性(キャラクター同士のセリフによる掛け合い・イラストや画像等の差し込み)を最大限に活用する事で、現代では馴染みの薄い寄席をわかりやすく表現する事が可能になります。
【伝統を守りつつオリジナル要素を】
古来から受け継がれてきた寄席の伝統を守りつつも、現代ならではのオリジナル要素を取り入れます。
全く新しいタイプの芸や若者受けする番組作り等、従来の寄席のイメージをいい意味でぶち壊すようなインパクトのある要素が作品を彩らせます。
【メディアミックスも視野に】
様々なメディアミックス展開にも対応したトークノベル作品となります。
全国各地にある興行場とのタイアップは勿論のこと、学園祭や地方イベント等とのコラボも可能です。
キャラクターグッズの製作・販売を始め、ライトノベル化、漫画化、アニメ化、ゲーム化、映画化、舞台化…と、あらゆる商業展開にも期待を持てる、可能性が無限大な企画です!