一人暮らしの買い物

文字数 458文字

バイトを始めた。
パチンコ屋のホールスタッフ。覚える事の多さとインカムの扱いに四苦八苦。
それはそうと、これで金銭面はどうにかなってくれるだろう。これまでよりもカロリーを多く摂取しないとならない為、食べ物の買い出しに行かなければ。行きつけのスーパーが二つ、激安が売りのスーパーと所謂オーソドックスなスーパー。二つを使い分けてはいるが、安いに越したことはないので大抵は激安スーパーに足を運ぶ。惣菜のコーナーで焼き鯖の押し寿しを発見。好物。しかし食費を抑えるには自炊が鉄則。どうしようか、と考える素振りは見せるが比較的スムーズにレジに足は進んで行った。脂ののった鯖を炙り、身のジューシーさに香ばしさが漂う。美味い。
満足のいく食事だったが、一つ気になる事がある。スーパーからの帰路、スーパーの良くない噂を聞きつけた。調べてみる。どうやら噂のとおり、激安が売りのスーパーは安さと引き換えに少し品質管理に問題があるようで、ある人は惣菜の特売寿司の魚の身が腐りかけていたらしい。


行きつけのスーパーが一つになりました。(残十三万円)
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