本編
文字数 3,203文字
ゆいゆいがアメフト部の先輩たちに日常的にレイプされていることを、隊長はまだ知らない。
隊長は獣のごとく、いやまさしく獣となって淫乱巨尻男の尻肉にむしゃぶりついた。
隊長は巨尻を前にして性的興奮が高まると、全身にチンポを生やした魔獣に変身するのだ。
ゆいゆいはラップのリズムに乗せて、理性を失った魔獣をベッドに誘った。
ビュシャアアアアアアアアアアアアア!
ゆいゆいは性別を偽り妊婦専門店で働いていた際に、授乳プレイを求める客に対しての必殺技を編み出していたのだ。隊長の全身に生えたペニスに、噴き出された母乳があまねくしみわたる。
ゆいゆいではない男の名を叫びながら、隊長はむちゃくちゃにゆいゆいの巨尻を犯した。
プラバート・ソムデット・プラパラミンタラ・マハー・プーミポン・アドゥンラヤデート・マヒタラーティベート・ラーマーティボーディー・チャックリーナルボーディン・サヤーミンタラーティラート・ボーロマナートボーピット!!
クルンテープ・プラマハーナコーン・アモーンラッタナコーシン・マヒンタラーユッタヤー・マハーディロックポップ・ノッパラット・ラーチャタニーブリーロム・ウドムラーチャニウェートマハーサターン・アモーンピマーン・アワターンサティット・サッカタッティヤウィサヌカム・プラシット!!
もはや人名ですらない叫びをあげながら荒れ狂う魔獣。ゆいゆいにはその言葉の意味が理解できなかったが、そこは愛し合う二人だ。最後の『シット』の部分だけは耳聡く聴き取ったゆいゆいは、愛方の意図を汲んだ。
ゆいゆいはつい昨日、誤って賞味期限切れのパック牛乳を飲んでしまっていたために腹を壊していた。
限界まで拡張しきった肛門を隊長に向けて、水様便を噴射しようとしたその時。ゆいゆいの脳裏に閃くものがあった。
ゆいゆいには思い当たる節が大いにあった。隊長という契りを交わした義兄弟がいながら、先輩たちに逆らうことはできず、練習後の部室で毎日のように獣液にまみれ慰み者になっている。
ゆいゆいは大便の放出を止めようとしたが、すでに手遅れだった。
グルルルルゴロゴロゴロキュルルルルルルゴボゴボゴボ・・・!!
ゆいゆいの大便は、決して信じられない量ではなかった。が、5センチウンコが気管に詰まれば、人は死ぬのだ。
ピュバッ・・・ブリュリュリュリュドボボボボビチャチャボリョボリョブリョ!!
それが隊長の最後の言葉となった。一見意味不明だが、ゆいゆいの『尻』という『火山』に呑みこまれようとしている自分の運命だけは悟っていたのだろうか。
死んでしまったのではない、ゆいゆいが殺したのだ。だが、それを指摘する者は誰もいない。いや、部屋の隅に……。
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全世界の汚らわしい気配が淫臭と死臭に呼ばれて集まり、一つのかたちを成そうとしていた。
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全世界の汚らわしい気配が淫臭と死臭に呼ばれて集まり、一つのかたちを成そうとしていた。
ZNの気楽な言葉に、ゆいゆいは激怒した。俺だって、殺したくて隊長を殺したわけじゃない。まさかあいつがシットじゃなくて嫉妬を求めていたなんて知らなかっただけ。
ZNは休みごとに旧新玉川線沿線すべての公衆便所で自慰することを趣味としていた。
ゆいゆいはかつて気軽な気持ちで上野駅13番線ホームの男子トイレに遊びに行き、そこで童貞を奪われてしまったのだ。しかもそこで写真を撮られ、それをネタに東京一周掘られモノツアーまで強要されていた。
ZNの態度は不愉快だが、ゆいゆいはいつでもこいつをレイプしてやれる自信があった。所詮はただの架空戦記ファン。アメフト部で鍛えたブリッツレイプに対抗できるわけがない。
唐突に、ZN独自の学問体系の講義が始まった。
ZNはおもむろにズボンを降ろし、下半身を露出する。
ZNの股間には、巨大な玉袋がぶら下がっていた。床に付くスレスレ。信楽焼のたぬきでもこうも大きな玉袋は持っていないだろう。
ZNは慌てて部屋を出て、病院へと向かって行った。