Kalp

文字数 936文字

「トルコ語で心は何だっけ」
「Kalpですよ」
「そうですか?なにか壊れやすいものみたいに...」
____________________________________________
僕は非常に壊れやすいクリスタルに住んでいる。普段、僕の日々は何も起こらない。朝早く起きて、モップを取って、綺麗なグラスを洗い始める。そのきれいなグラスを通じて多くのものが見える。例えば、青くて若い葉、いろいろでうれしい花、川の早い流れ、川の近くにある様々な石、魅力的な山の森である。それは全部をキレイグラスで見る。それで、グラスを洗うのは大事である。洗わなかったら、すぐに見えなくなって怖くなる。そのグラスは人の魂を見るのである。
綺麗で、汚損がないクリスタルは自分の希望と他の人の行為を見る。見なかったら、騙されたり、裏切られたりする可能性がある。しかし、実に人は嘘をつけたりひどいことをしたりしたら、その人の行為の意味を見ないことがあっても、それがクリスタルのせいではない。悪い行為は悪い行為をしてる人のせいだけである。つまり、ほかのクリスタルの悪い主のせいだけである。悪い行為や嘘でクリスタルに罅が起こる。それで、朝早くクリスタルを洗う上に、修理しないといけない日々もある。
修理に僕はいろいろな器具を使う。時々薬も使う。はちみつとミルクの味やチョコレートの味の膏薬を取って、罅のところに置く。そして、クリスタルは汚染を除去しに、涙の雨を起こす。傘をさして、その浄化のプロセスを眺める。自分で汚染を除去することもある。手術のようなことで、私はプライヤを使って、危ないアイテムを除去する。でも、その手術は非常に痛そうである。たまたま、外にいる人や動物も手伝うけど、だいぶの仕事は僕の仕事である。
クリスタルはうれしげにしていることもある。その時、中でも外でも明るくて色とりどりで、祭りのような雰囲気を感じている。本当の楽な日々である。
でも、年につれて不安な思いがありがちである。ある日、クリスタルは消えちゃうと誰かが言った。それを聞いた時、息が止めてしまった。僕の家はいつもそのクリスタルだったから。クリスタルがなかったら、僕もいないんだ。
ところで、僕の名前もクリスタルの名前はカルプである。
ワンクリックで応援できます。
(ログインが必要です)

登場人物紹介

登場人物はありません

ビューワー設定

文字サイズ
  • 特大
背景色
  • 生成り
  • 水色
フォント
  • 明朝
  • ゴシック
組み方向
  • 横組み
  • 縦組み