名前:よしの ちえ
性別:幼女
キャラクター設定:3さい。女の子が欲しい!と切望していた吉野さん夫婦の第三子にして長女。人見知りなので、話しかけるとスカートをぎゅっと握りしめて動かなくなるぞ。
特殊能力:『シン・ヨウジョ』
認識阻害及び大規模破壊もしくは変身能力。
右目と左目で見える物が異なるように、彼女を視認した人間はそこに愛らしい幼女と巨大生物を『同位置に』幻視する。100メートルはあろうかという巨大生物と1メートル足らずの幼女、どちらが真なのかは、彼女自身にすら分からない。
相手を倒したい理由:はじめてのおつかいのとちゅうでじゃまだから
名前:遙か‐A
性別:女性
設定:
『カテゴリ;S』と呼ばれる魔人能力を持つ者の一人。
彼女の身柄は魔人絶対主義を掲げる反政府武装組織が無差別テロの手段として確保しており、本体は昏睡状態にあるが魔人能力は各地で猛威を振るっている。
特殊能力:蓼食う虫は夢虫
彼女の身体からは非常に強い鎮痛性・幻覚性を持つ麻薬物質、通称『胡蝶卵』が精製される。
この薬物の外見は銀を塗した米粒状で、口に入れた者は強い甘みを感じた後、急激な眠気に襲われ、現実では三十秒ほどの忘我状態に陥る。
患者はこの間、個人差はあるが数日~数十年間におよぶ神秘体験を経験し、老若男女問わず圧倒的な多幸感を得る。覚醒後、被験者の大半は現実感を失い、強い依存から反社会行動、反復的な使用による衰弱や自死などに至る。
この間の体験に多少の差異はあるが、肩甲骨から蝶の翅を模した器官を生やした少女が登場するという点で共通している。
少女は典型的モンゴロイド系人種の特徴を有し、年齢は十代中盤程と推察される(以後:遙か‐Bと呼称)。
遙か‐Bは被験者のあらゆる要望に応え、特に性的欲求に対しては自発的に協力している。この際、いかなる性的指向(嗜好)を持つ者も彼女を好ましく、美しく思ったと証言している。
なお、遙か‐Bに対して殺害を試みた際は成功したが、一定時間を経たのちに再出現し、再度施行した際も三日間というインターバルに変化はなかった。
相手を倒したい理由:組織に協力する義理はないが、能力を止める意志もない。