プロット

文字数 1,508文字

■起■
・主人公は幼馴染みで小学6年生の(トオル)(メイ)
・ある日喧嘩をした拍子にお互いに「消えちゃえ!」と言い合ってしまう。その瞬間、神様が現れて二人の望みを聞き入れ、二人の事を消そうとした結果、自分の存在を半分消されて透明人間になってしまう
・トオルとメイはお互いの姿が見える。神様はどちらの姿も見える
○キャラ設定
・トオル ツンデレ。まだ幼さが残る。強がるけど実は小心者。やるときゃやる。運動はあまり得意ではない。総評として「男子ってガキだよね〜w」の典型 メイより10cmほど背が低い(男子の平均より低い)
・メイ ツンデレ。大人っぽくなってきているものの、まだ子供な一面も。芯が強くて頑張りすぎるタイプ。ホントは泣き虫。目立つタイプではないが面倒見が良いので、クラスの男子にやんわりと好かれがちな姉属性 トオルより10cmほど背が高い(女子の平均より少し高い程度)
・神様 チャラい。つい馴れ馴れしく接してしまうような、可愛げがあって親しみを感じさせるタイプ=仰々しい感じにしたくない

■承■
・序盤は喧嘩したままのノリで二人は別行動。その間になんやかんや見聞きして、お互いがお互いの知らなかった一面を知り、あんな事言わなきゃよかったなー的な気持ちになる

■転■
・夕焼けになった頃、二人とも自分が消滅してしまうかもしれないという不安に駆られる中、幼い頃よく二人で遊んでいた河川敷の土手で偶然合流し、昔を思い出し懐かしくなったメイが階段でグリコ(ジャンケンで勝った方が進むあの遊び。話の展開上、勝った方が降りる方式)をする素振りをしたら、階段から落ちそうになるもトオルがメイの手を掴み落下を阻止。その拍子に通りすがった人に「おい!気をつけろ!こんな所から落ちたら大怪我するぞ!?しかし、よく持ちこたえたな。まるで誰かが引っ張り上げたかのようだった。…なんてな!以後、気をつけろよー!」的な事を言われた際に「え?まさか姿が見えてるの…?」と気づき、手を繋いでいる間はどちらか一人だけが透明人間ではなくなる、という仕様が判明する
・周囲の人から姿が見えるようになったメイが二人で手を繋いだまま家族に会いに行った帰りに「メイはいいよな…。最後に家族と会えて…!」とトオルが自暴自棄になりどこかへ行ってしまうも、メイがトオルを発見し手を掴んで捕まえた拍子に、実は手を握られた側が周囲の人から姿が見えるようになるという仕様が判明する
・家族と束の間の再会を果たした二人は感動的な話を聞く。自分の名前の由来とか、普段は聞けないような自分が大切にされていると感じられるような話

■結■
・日が暮れて神登場
・Q「キミの願いは?」A「メイに消えてほしくない」「トオルに消えてほしくない」神「二人で違う答えなんだね」みたいな事を言われ不正解っぽい雰囲気が漂い、消滅を覚悟した二人は強く手を繋ぎ「どんな質問をされても、自分の想ったことを素直に言おうって二人で決めたんだ!」的な事を言う。神「答えは一つだなんて言ってないよ?どっちも正解。むしろ、お互いがお互いの事を想い合えたから、正解。お願い!消さないで…!みたいなお願いだったら、ホントに消しちゃってたかも」
・二人は無事に元に戻り、家族と感動の再会。その様子を見届ける神「実はうっかりミスでイマイチな願いを叶えちゃったんだよね〜。ふー、あぶないあぶない。だから、最初からどんな答えであれ二人の事は元に戻すつもりだったんだけどね。でも、まさかあんな答えが返ってくるとは思わなかったよ。なんか計らずもイイ話になっちゃったんじゃないの〜?ま、終わりよければ全てヨシってね!オレっち、GJ!」的なラストで、めでたしめでたし
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