第ニ回 風葬の教室

文字数 724文字

さぁて、お次は、「風葬の教室」だニャ。
簡単に言うと、イジメの話だよね。
イジメがテーマなのではなく、主人公の「杏」のが元々持っている性格と容姿や仕草などが様々なトラブルを引き起こすんだよね。


まるで磁石みたいに。


もちろん、杏に非はほとんどない、とボクは考える。

ただ、杏は協調性に乏しい。


嫌われるのもいやだけど、好かれるはもっと嫌だと言っている。


そんな都合のいいポジションを教室で獲得するには、ほんとによっぽどの匙加減でクラスメイトと接していかなければならない。


はっきり言って小学生でそれができる女子は、ほとんどいないんじゃないか?

教室でぼっち貫くのってすごく、アドベンチャーなんだよね。
とりま、杏のいじめのきっかけは、「吉沢先生」と本文にはある。

(というか杏のモノローグに)

杏に対するいじめを画策するのが恵美子。

恵美子は、吉沢先生が「好き」なんだよ。


なのに、吉沢は、杏のことが明らかに好き。

成人女性に抱く「好意」と同じ種類の「好き」ってキモチを抱いちゃって……る。


教師なのにね。

杏に嫉妬した恵美子が、杏に嫌がらせを始める……と。
ただ、この作品は思春期初期の女子の自意識がテーマなんじゃないかと思われる
杏の自意識の高さが、大人顔負けのあざとい仕草を生み出し、吉沢は惹かれる。同じく自意識の高い恵美子だが、杏の足元にも及ばず、子供っぽい快活さで吉沢の気を引こうとするけど、それじゃダメで。
ふぅむ

なるほどねぇ

僕は未熟だから、この作品を考察する力がまだないのだ……
大学のレポートには、“杏と恵美子の自意識”が教室内のいじめの発火元だと書いたけどね、ぶっちゃけどんな評価がつくかはわからない:( ;´꒳`;)
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