プロット

文字数 779文字

起)本が好きな中学1年生の町田葉子は、入学した明丘学園で文芸部に入ろうとするが、文芸部が休部中だということを知る。同じクラスの松本颯太に新設するという部活に誘われた彼女は、部長のキラキラ王子3年生中村裕人、2年生でコワモテな学級委員の石田翔磨、1年生で関西弁を話すお父さんがフランス人お母さんが関西人の神宮寺ガブリエル、かなり天然だがいつもミラクルを起こす松本颯太と共に探求部に入部する。

承)顧問の小谷啓介から部活棟で物が盗まれた話を聞いた彼らは、探究部で犯人を待ち伏せして捕まえることにする。

転)葉子が部活棟の裏の壁に描かれた綺麗な絵に見とれていると、フェンスを乗り越え学校に入ってこようとするおじさんを見つけ、葉子が考えた作戦と颯太のミラクルによって部員全員で協力して犯人を捕まえる。校長が間違って探究部を探偵部と読んだことによって生徒から探偵部だと思われる。葉子が朝遅刻しそうになり走っていると、爪の間がカラフルな汚れが残っている同じ学校の女子生徒にぶつかる。放課後、他クラスの女子から小谷先生の恋人について調査して欲しいと強引に頼まる。夜に調査を終え帰宅していると、学校近くで絵の具で汚れた服を着た朝の女子生徒を見かける。部活棟の裏のペイントは彼女が描いたのではと思った葉子はこの話を探究部のメンバーに話し、みんなで絵を見に行く。5人が女子生徒と遭遇してしまったことによって彼女が生徒会所属の優等生、美玲だと分かる。次の日、顧問の小谷も含めて美玲と一緒に7人でペイントをする。美玲は他人の要求に応えるのはやめて自分のしたいことすると決める。

結)数ヶ月後に葉子はやっと小谷の調査結果を女子生徒に報告したが、彼氏が出来てもう好きじゃないのでいいと言われる。お礼に最近人気になっている美玲がデザインしたキーホルダーを貰い、それを握った葉子は微笑むのだった。
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