第１話

1.グループ名　
カタリベタイム


2.メンバー
Rord（♂）　　ボーカル・ギター
Lady（♀）　　ボーカル・ベース
Sir（♂）　　　ボーカル・キーボード
Dame（♀） 　ドラム


3.特徴
「カタリベ＝語り部」の名が示す通り、物語をテーマとした楽曲が中心のグループ。歌の中に起承転結があり、一連のストーリーになっている。
　Rordが語り手、他のメンバーが登場人物として各パートを歌う構成が多い。バンドと劇団の中間にいるようなグループとして知られ、聞いた人からは「ミュージカルでも見たような感覚」と言われる。とはいえミュージカルにあるようなセリフ調ではなく、ちゃんと歌詞として自然になるよう作られているのが特徴。

主に物語を考えるのがLady、それを歌にするのがRord。
グッズのデザインをするのがDame、SMSなどで情報を発信するのがSir。
グループのロゴには開いた本がデザインされている。


4.代表曲
「uncontrol」
主人公が新発売の家政ロボットを買うが、実は不良品を掴まされたことに気づく。売り手の会社は雲隠れ。主人公はどこかおかしいロボットと噛み合わない会話を続けながら生活することになり……。
『不完全さ』を愛することを歌った一曲。

「旗手」
戦場で旗手を任された若い兵士。死ぬつもりで参戦したはずが、『旗手は最後の一人になっても旗を守らなければならない』と命じられる。次々と倒れて行く仲間に、託される遺志。

荷物

が重くなるごとに、兵士自身の命も重く感じるようになって……。

「あたたかい場所」
浅瀬に住む魚に恋をした深海魚。いつか一緒に生きようと約束し、進化して生まれ変わっては海面を目指す……。
一族の系譜まで巻き込んだ愛に感動必至と、主に女性に人気の一曲。


5.グッズ
「メモ帳」
カタリベタイムのロゴに使われている本の装丁をそのまま再現したメモ帳。次のフェスやライブまでの日記帳に使う人もいるとか。

「ガラスペンライト」
ガラスペンを模したペンライト。見た目がおしゃれで家に飾れると、お土産にも人気がある。


6.その他　　
RordとLadyは実の兄妹であるが、幼少期より別れて育ったため、家族としての距離感が未だにつかめずにいる。
一方DameとSirは血縁の無い姉弟であるが、一緒に育ったため普通の姉弟としての関係を築いている。

血のつながった他人と血のつながらない家族。
音楽活動とは、彼ら自身が、お互いを理解するための物語なのかもしれない。