第5話 魅惑の尻

文字数 486文字

○純子のタワマン自宅、11:00pm
はーなんか、イラつくわ。そーだった、お母さんが女は安産型が一番だって言ってたわ。そうよ、女はお尻よ。
純子、早速にカガミちゃんにパワーオン。
Ppppp何か御用ですか?
カガミよカガミ、日本で一番美しいお尻をもった女性は誰?
モチジリエリカ!
何っ、あのハーフで助平ったらしい女ね。あの女は、白い粉疑惑で炭水化物を摂りすぎて豚になったじゃない。陸上部で鍛えた私のお尻より綺麗だっていうの?
Ppppp少し垂れてきた。
まーっ生意気なロボ。抜本的なメンテナンスが必要だわ。クレームよ。
純子、携帯を手にする。
もしもしアマゾネスさん?カガミちゃんがね、国内一お尻の美しい女が、モチジリエリカだって言うのよ。彼女ってもう芸能界から去ったわよね。
はっ、申し訳ありません。カガミちゃんver.1は、アタッチメントのモバイルを装着しないとインターネット機能は内蔵されていません。工事費はサービスさせていただきますが、通信費が翌月から発生致します。
だから、カガミちゃんの応えがいつも噛み合わなかったのよ。明日辺り、直ぐに来て工事して頂戴!
はい、伺わせていただきます。
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